もてぎで開幕した2012年の全日本選手権。

土曜日に行われた予選は、豪雨により途中で中止となり、中須賀選手は予選3番手に。
一転、快晴となった日曜日。レース中盤で高橋選手（ホンダ）と一騎打ちの展開となったが、14周目にトップに立つとそのまま高橋選手を引き離し、約8秒の差をつけてトップでゴール。幸先の良い開幕レースとなった。

 

続く第2戦は鈴鹿サーキット。

マシンのセットアップが詰め切れなかったという中須賀選手は、予選3番手からスタートし、加賀山選手（スズキ）を追って激しい2位争いを展開。単独2位に躍り出た後、トップを走る高橋選手を猛追するも、約1秒6の差で2位となった。

第3戦が行われたのは、筑波サーキット。今季初のポールポジションを獲得した中須賀選手は、スタートこそ失敗して3番手で第一コーナーに進入するが、スグに順位を挽回し、またも高橋選手とトップ争いを繰り広げる。その後、レース中盤に高橋選手が転倒したために、中須賀選手が独走状態となり、早くも今季2勝目をあげた。