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吉川和多留チームディレクター「MFJGPに向けて」 | 2014 All Japan Championship MFJ GP スペシャルサイト

 

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吉川和多留チームディレクター「MFJGPに向けて」

  • 2014年10月23日(木) 10:30
  • 事前情報

トップライダーとしての豊富な経験を持ち、長く中須賀選手を傍らで支えてきた吉川和多留チームディレクターに、最終戦MFJGPに向かう中須賀選手を待ち受ける試練、またチームとしてどう支えていくかを語ってもらいました。

「MFJ-GPは、中須賀選手にとっては三連覇のかかった重要なレース。ただ、鈴鹿はカワサキ勢や高橋巧選手が速いから、とてもレベルの高い戦いになると思います。そのプレッシャーの中で中須賀選手がどういう走りを見せてくれるか、僕自身も期待しているところです。
これまでJSB1000で4回チャンピオンを獲っているから、タイトルのかかったレースでの緊張感も、タイトルの重さも分かっているし、自分自身に余計なプレッシャーをかけなければ問題ないけれど、その辺はチームでも精神的な部分をサポートしていこうと思っています。理想は、レース1で勝って、余裕を持ってレース2に臨みたいですね。
不安要素としては、 MFJ-GPは木曜日(10月30日)から走行が始まるけれど、日本GPでYZR-M1でレースを戦って、JSB1000のYZF-R1での事前テストなしにレースウイークを迎えること。MotoGPマシンとJSB1000マシンとの乗り換えは本当に大変な作業なんです。だから、木曜日の走り出しは、とにかく慎重に、落ち着いて行こうと話し合っています。
最終戦は、いい天気の下で、みんながいいレースをして、その中で中須賀選手にタイトルを決めてもらいたいね」