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ベテランライダー田中教世、復活!
- 2014年10月22日(水) 19:30
- 事前情報
YAMAHA YSP Racing Teamから全日本モトクロス選手権の最高峰IA1クラスに参戦する田中教世選手は、1978年8月生まれ、現在36歳のベテランライダーです。今年は、開幕戦の2ヒートともに3位と好発進を遂げた田中選手でしたが、第2戦に負傷、さらに復帰した第5戦でも負傷し、多くのレースを欠場してきました。
本格的に復帰したのは第8戦中国大会。そのレースを終えた田中選手は「トップグループで走ることができないのではないかという不安しかなかった」と話しています。
しかし、その第1ヒートでは、表彰台に後一歩に迫る4位。最終的には抜かれてしまいますが、ラストラップには3位に立っており、田中復活を印象づけるレースを披露したのです。もちろん当初の不安も解消されたようで「自信を取り戻すとこができました。最終戦はさらに良いコンディションで臨めると思います」と、笑顔を見せてくれました。
しかし、この復活の裏には様々な努力と準備があったと言います。実は、第7戦近畿大会が行われていたちょうど同じ頃、田中選手は第8戦の会場であるグリーンパーク弘楽園で、事前の調整を行っていました。走り込むというだけでなく、脚の怪我ということで、その負担を軽減するテーピングの調整など、復帰に向けた準備を進めていたわけです。その結果が第8戦で現れたわけですが、しっかりと準備を整えていただけに表彰台を逃した悔しさは大きかったようです。
「最終戦は、なんとしても...」。この先は皆さんの想像にお任せしますが、田中選手もまた最終戦に向けて並々ならぬ決意を持って臨みます。