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19歳、アメリカンライダーの実力とは?
- 2014年10月21日(火) 17:00
- 事前情報
↑全日本モトクロス選手権の最終戦に、AMA(American Motorcyclist Association)ライダーである、クーパー・ウェブ選手が参戦するとはご存知ですよね!
しかし、AMAのライダーが一体どれだけすごいのか? と問われると、なかなか説明の難しいところ。近年は、AMAライダーが日本のレースに参戦することもなかったので比較もできず、「すごいのはわかるけど…」というのが本音ではないでしょうか?
しかも、やってくるウェブ選手は1995年生まれの19歳。国内の状況に照らし合わせると、国際A級のルーキーゼッケンのライダーたちと年齢的には近く、どれだけ速いのかは「未知数」と考えるのが妥当かもしれません。
ただ、アメリカは他のスポーツを見ても分かる通り、野球やバスケット、アイスホッケーやアメフトなど、国内で世界最高峰といわれるリーグを独自に形成しています。モトクロスも例外ではなく、AMAがトップカテゴリーとして種類の異なる2つのモトクロスレースを開催しています。
↑ひとつは野球などのスタジアムにコースを造成し、ジャンプとリズムセクションがタイトなコーナーで結ばれた独特のコースセッティングで行われる「AMAスーパークロス」。毎戦数万人がスタジアムを埋めるビッグイベントです。もう一方が「AMAモトクロス」、これは全日本や世界選手権と同じように、そもそもある地形を利用して行う、伝統的なアウトドアのモトクロスレースです。
今回来日するウェブ選手は、この両レースの250クラス(日本では最高峰のIA1に次ぐ、マシンの排気量が小さいIA2に当たる)に出場し、AMAモトクロスではランキング3位を獲得しています。
それでもウェブ選手が今回参戦するのは国内最高峰のIA1なので、シリーズ戦で使用していたYZ250FではなくYZ450Fでのライディングになります。しかも、一度も走ったことがないコースであり、現在はシーズオフ。そして19歳と、日本のトップライダーたちとはレース経験もコースへの熟練度もまったく違うわけです。
ということで、MFJGPではどれだけの走りを見せてくれるのか、興味がわいてきませんか?
ぜひ、SUGOで、自分の目で、ウェブ選手の走りを見てほしいと思います。
もちろん、MFJGPスペシャルサイトでは、今後もウェブ選手の情報をお届けしますので、お楽しみ!