IA2公式予選
マーティン選手がスタートから独走でトップ通過!
全日本モトクロス選手権MFJGP、IA2予選。人数の関係から、A・B2つのグループに分かれ、世界選手権MX2クラスのティム・カイザー選手(ホンダ)と、今年のIA2チャンピオン富田俊樹選手がAグループ。そしてジェレミー・マーティン選手はBグループと、予選での直接対決は実現しませんでした。
Bグループに出場したジェレミー選手は、スタートでゲートが落ちたその瞬間から圧倒的な速さを披露。1コーナーで完全にトップをキープすると、序盤は後方に日本のライバル竹中純矢(スズキ)を従えて数周をこなします。しかし、3周を終えた時点で2番手に約10秒近いギャップを築くと、その後は、AB両グループのベストタイムを叩き出すなど、手を緩めずにさらにリードを拡げてフィニッシュ。初のスポーツランドSUGOにおけるレースで、鮮烈なデビューを飾りました。2位には竹中選手、3位は勝谷武史選手(カワサキ)、YZ250Fを駆る岡野聖選手が4位。
Aグループのトップは、最大のライバルとなるカイザー選手、そして2位に富田選手が入っています。
なお、YAMALUBE RACING TEAMの渡辺祐介選手は、午前中の公式予選で転倒して負傷してしまいました。そのため予選を欠場、明日の決勝も欠場する予定です。
順位 | ライダー | チーム | メーカー |
---|---|---|---|
1 | ジェレミー・マーティン | YAMALUBE STAR YAMAHA RACING | Yamaha |
2 | ティム・ガイザー | Honda Gariboldi | Honda |
3 | 竹中 純矢 | Team SUZUKI | Suzuki |
4 | 富田 俊樹 | Team HRC | Honda |
5 | 勝谷 武史 | K.R.T. | Kawasaki |
6 | 田中 雅己 | TEAM ナカキホンダ | Honda |
7 | 岡野 聖 | フライングドルフィン サイセイ | Yamaha |
8 | 能塚 智寛 | グリーンクラブ & パーク神戸RT | Kawasaki |
9 | 古賀 太基 | NRT | Honda |
10 | ルイス・スチュワート | KTMうず潮レーシング福山 | KTM |
19 | 鎌倉 大樹 | レーシングチーム鷹 | Yamaha |
25 | 宗本 駿真 | 吉備国際大学&SP忠男広島/MHP | Yamaha |