黒山3位、野崎が今季初優勝!
ランキングは黒山が2位を獲得
全日本トライアル選手権シリーズ第7戦(最終戦)東北大会が、宮城県のスポーツランドSUGOで行われ、黒山健一選手と野崎史高選手が小川友幸選手(ホンダ)とともに3人でスペシャルセクションまでもつれこむ大接戦の優勝争いを展開しました。
8セクションを3ラップした後、2つのスペシャルセクション(SS)に挑んだ競技は、1ラップは、全セクションをクリーンするパーフェクトな走りを見せた野崎選手と黒山選手がともに減点0でトップに。黒山選手は続く2ラップ目も減点0で回りトップを堅持。野崎選手は2ラップ目に減点1を喫してしまいます。しかし、3ラップ目には黒山選手も減点1を加え、もう一人減点1だった小川選手とともに横並びでSSを迎えることになりました。
ところが、黒山選手はSS1つ目のセクションで失敗して3位に後退。小川選手も最終セクションを失敗、野崎選手はこれをクリアし、今季初優勝を獲得しました。
最終戦までタイトル争いを展開しながらも無念の3位&ランキング2位となった黒山選手は、「SSを2つともクリーンして勝負を決めようと思いましたが、1つ目で失敗して3位まで下がってしまいました。こういう負け方が今年チャンピオンを取れなかったことを象徴しているかなと思います。気持ちを入れ替えて来年からまたシッカリ頑張りたいと思います」と来季の雪辱を誓いました。
順位 | ライダー | チーム | マシン | 減点/クリーン |
---|---|---|---|---|
1 | 野崎史高 | YSP京葉×KEN OKUYAMA | Yamaha | 減点2/クリーン24 |
2 | 小川友幸 | HRCクラブMITANI | Honda | 減点6/クリーン24 |
3 | 黒山健一 | YAMAHA FACTORY RACING TEAM | Yamaha | 減点11/クリーン23 |
4 | 小川毅士 | So7Wise Beta Team | Beta | 減点17/クリーン19 |
5 | 柴田暁 | HRCクラブMITANI | Honda | 減点23/クリーン15 |
6 | 野本佳章 | モトベント&Beta | Beta | 減点43/クリーン11 |
7 | 吉良祐哉 | チーム ナミタ | Gasgas | 減点44/クリーン9 |
8 | 田中善弘 | So7Wise Beta Team | Beta | 減点49/クリーン14 |
9 | 斎藤晶夫 | Honda ブルーヘルメット | Honda | 減点59/クリーン7 |
10 | 砂田真彦 | オートテクニックスポーツ | Honda | 減点77/クリーン2 |
11 | 加賀国光 | トライアル エクスチェンジ | Gasgas | 減点80/クリーン4 |
12 | 成田亮 | ハザードブレーカーズBETA | Beta | 減点87/クリーン4 |
13 | 藤原慎也 | Trial team Fujiwara&ぱわあくらふと | Ossa | 減点92/クリーン4 |