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「Yamaha Thailand Racing Team」からYZF-R6でST600に出場する横江竜司選手が、チャンピオンを決定しました！

チームメイトのデチャ・クライサート選手と16ポイントという十分なリードを持って迎えた最終戦。ところが、朝のウォームアップで転倒し、マシンを大破させてしまいます。決勝は、約1時間後。チームは、マシンの修復に全力を注ぎますが、 レース進行に入っても、マシンはガレージを出てこない状況が続きます。そして、チームによる懸命の作業により、マシンは形を成し、観客の皆さんの大きな拍手とともに出走。なんとかグリッドに並びました。

そして決勝では、修復したばかりのマシンで5番手争いを展開。その後、上位陣の転倒により、順位を上げる場面もありましたが、徐々に順位を落とし8位でチェッカー。デチャ選手が2位を獲得するも、2006年にGP250クラスでチャンピオンの獲得以来となるST600のチャンピオンに輝きました！

横江選手は「スタッフにマシンを修復してもらい、なんとかグリッドに並んだものの、マシンはなんとか形になったという程度。本当に難しいレースになりました。それでも、ここまでこれたのは、チームのおかげ。本当に感謝の気持ちしかありません。そして応援してくださったファンの皆さんにも感謝します。やりました！」