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MFJ GPに関する様々なヤマハ情報をお届けします。
YAMAHA YSP Racing Team:決勝終了後コメント
- 2014年10月26日(日) 22:45
- 決勝
平田優選手談(4位/2位:総合2位)
「第1ヒートは他のライダーと接触して転倒してしまいました。その後はペースが安定していたようですが、自分としては前だけを意識していました。ただし、無理せず、コントロールできないことはしないよう走れたため、そこからとてもスムーズに順位を上げていくことができたのです。途中で5位どまりかなと思っていたましたが、最後は4位として、自分でも納得のレースになりました。第2ヒートのバトルでは、ライバルに比べスピードは自分の方が上であることは分かっていたのに抜けず、苦しくて、3回くらい心が折れそうになりましたね。それでも、我慢し踏ん張って戦い続けることができたのは自分にとって大きかったですね。内容、結果ともに来年に繋がる走りができたし、この1年の成長を確信するレースだったと思います。ただ心残りは、ウェブ選手と絡めなかったことです。楽しみにしていたのに、残念でした」
田中教世選手談(11位/13位:総合13位)
「前回の広島・弘楽園でのレースで、ある程度の自信を取り戻すことができたので、今回もいけるという感触を持っていました。だから初日から調子が上がらなかったけれど、決勝ではなんとかなると思っていたし、決勝に向けて修正をしてきたのですが... 結局、最後まで自分の納得する走りができませんでした。やはり、乗り込みとフィジカルが十分でなかったことが大きかったと思います。マシンを扱えきれずに一体感を感じられなかったことがその原因。ギャップにはねられた時など、思うようにマシンを抑えられず、アクセルを開け切れなかったのです。今シーズンは開幕から好調で、多くのファン、チームにも期待してもらいましたが、その期待に応えることができずすみませんでした。そして、怪我で多くのレースを欠場しにもかかわらず、支えてくれた皆さんに感謝します」
桂健久談 MS開発部 YZグループ
「今日は、シーズンの集大成と言えるレースでしたが、平田選手は追い上げと我慢のレースで、確かな成長を見せてくれました。特に第2ヒートは、最後まで集中力を切らすことなく混戦の中でラインを変えながら困難を切り開いていくそのねばりと強さは、トップライダーに相応しいものでした。さらに今シーズンは、速さに強さも加わり、逃げるレース、追い上げるレースの両方ができるようになり、大きな進化を見せてくれたと思っています。
一方の田中選手は、結果的に怪我の影響が残っていたといことです。本来の走りができず苦しんでいましたが、前回の中国大会での疲れが残っていたのも、一つの原因なのかもしれません。第2ヒートでは不運もあり、精神的にも難しいレースになりましたが、本当に最後までがんばってくれたと思います。
最後に、シーズンを通して多くの応援をいただき本当にありがとうございました。来年以降も、ヤマハチームを多くの方に支援してもらえるようにがんばりますので、よろしくお願いします」