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田中教世選手、MFJGP直前コメント | 2014 All Japan Championship MFJ GP スペシャルサイト

 

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田中教世選手、MFJGP直前コメント

  • 2014年10月23日(木) 19:00
  • 事前情報

第8戦から3週間が経ちます。怪我は未だに完治していませんし痛みもありますが、少しずつ良くなってきました。でも、体力の回復と走り込みに力を注いできたので、30分走りきれるだけの体調には戻っています。レースと練習ではいろいろ違うところがありますが、前回のように20分でエネルギーが切れてしまうことはないだろうし、いい状態なのは確かです。

今シーズンは、開幕戦から本当に好調でした。その開幕は2013年に怪我でシーズンを棒に振ったので、慎重に様子を見ながらのレースでしたが、2レースとも3位表彰台を獲得するというスタートを切れたことから、自信が確信に変わり、第2戦はいよいよ勝ちにいこうとギアを上げました。それが、まさか怪我という最悪の結果になるとは思いませんでした。悔やんでも悔やみきれないものだし、今も多くのものを失ったあの時のことを引きずっています。

この最終戦で、失ったすべてを取り戻すことは不可能ですが、やっぱりチームやファンの皆さんの期待に応えられなかった分を、少しでも取り戻したいし、自分としても納得できる成績で終われればと思います。
国内のライバルに加え海外のトップライダーも参戦し、僕の体も決して万全ではないため、今回も簡単なレースにはならないこともわかっています。でも、表彰台に立ちたい。優勝したい。レースはなにが起こるかわからないものですし、もう一度自分の力を信じて、皆さんの応援を力に変えて、走り切ります。