レース1で15位としてポイントを獲得

2022.11.15

第11戦インドネシアラウンドがマンダリカサーキットで行われ、GYTR GRT Yamaha WorldSBK Teamの野左根航汰が、レース1でポイントを獲得。しかし残りの2レースではポイント獲得はならなかった。

欧州を離れて南米へ、さらにアジアへと戦いの舞台を移したスーパーバイク世界選手も残り2レース。ウィークは11月11日（金）にスタートし、野左根はまず、2回のフリープラクティスに臨んだ。FP1で1'40.704と、トップに対して3.766秒差の21番手。続くFP2では1'37.088と大きくタイムを更新したものの、上位陣も同様に大きくタイムを更新しており、3.462差の17番手で初日を終えることとなった。

2日目のFP3では、野左根は1'35.773と1秒以上タイムを短縮し、進歩を続けたが、ポジションは17番手のまま。トップに対してのギャップも3.479差となかなか縮まらない状況が続いた。しかし、迎えた予選で野左根は、FP3でマークしたベストタイムをさらに大きく更新して1'33.582をマーク。ライバルたちもタイムを削ってきたが、FP3からポジションを3つあげて14番手、トップとの差も2.211まで縮め着実なステップアップを見せて、午後の決勝へと進むこととなった。

迎えたレース1で野左根は、スタートで好ダッシュを決め一気に3つポジションをアップ。X・フォレス（ドゥカティ）、L・バズ（BMW）とバトルを展開した。そのなかでポジションを落としてしまったが、終盤までタイヤを巧みに温存し15位でゴールしてポイントを手中にしている。

初日から、着実にステップアップを進めてきた野左根は最終日の13日（日）、まずはスーパーポールレースに臨み、好スタートから1周目を15番手とした。その後はトップ10を目標に果敢にペースを上げていった。ところが、タイヤの状態に苦戦して徐々に順位を下げて、最後は20位でチェッカーを受けた。

昨年はウエットレースであったが、シーズン最高の7位を獲得したマンダリカ、ウィーク最後となるレース２でその記録に近づきたい野左根は15位から好スタート。オープニングラップを10番手とし、チームメイトのG・ガーロフの後ろにつけた。その後は順位を落としたもののポイント圏内でバトルを展開していたが、10ラップ目に転倒してリタイアとなっている。

次戦は2022シーズン最終戦となる第12戦オーストラリア大会。1週間後の11月18～20日、フィリップアイランド・サーキットで開催される。

Comment

 

 

野左根航汰選手談（15位／20位／DNF）

 

Results

 

Race 1

   

Superpole Race

     

Race 2