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2022

各レースでポイント獲得に迫るも一歩及ばず

2022.10.25

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サン・ファン・ビリカム・サーキットで行われた第10戦アルゼンチンラウンド。GYTR GRT Yamaha WorldSBK Teamの野左根航汰は、FP1では1'40.617のトップに3.106差の20番手でウィークをスタート。続くFP2では1'39.485と1秒以上タイムを短縮、トップに対しても1.778秒差と、ポジションを18番手に挽回して初日を終えた。

2日目のFP3ではさらにタイムを短縮し、1'38.417とさらに1秒短縮してポジションも14番手まであげて、予選のスーパーポールに臨んだ。そのスーパーポールで野左根は、タイムを1'38.108として、ウィークにおける自己ベストを更新。順位は15番手・5列目としポイント圏内で決勝を迎えることとなった。

レース1では、得意のスタートで一つポジションを上げたが、その後ポジションを17番手に落とし、チームメイトのG・ガーロフの後ろにつけてポイント獲得を目指した。合計17のコーナーを持つ難しいコースで終始、安定した走りを見せ一時は16番手としたが、終盤に転倒再スタートしたT・ラズガットリオグルらにかわされ、ポイントには届かず18位でチェッカーとなった。

ウィーク最終日、スーパーポール・レースのオープニングラップの混乱のなかで野左根は一つポジションを落とし19番手で2周目に入った。序盤こそポジションキープとなったが、中盤から徐々に挽回を開始すると終盤で力強い走りを見せ、E・ラバティ(BMW)、L・マヒアス(カワサキ)、地元のヒーロー、L・メルカド(ホンダ)を次々とかわし、最後は16位でゴールしている。

そして、大会最後のレース2、1周目に16番手とグリッドから一つ順位を落として2周目に入ると、チームメイトのガーロフらとともに、ポイント圏内を目指してバトルを展開。後半には17番手につけマヒアスとハードバトルを展開したが、最終的には15位には届かなかったものの、全21ラップを通してハイペースを維持し、着実な進歩を示して16位でフィニッシュした。

2週間後にはインドネシアのマンダリカ・サーキットで第11戦に臨む。シーズンの残り2戦でさらなる前進とポイント獲得を目指す。

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野左根航汰選手談(18位/16位/16位)
   

Results

 
Race 1
1A・バウティスタDucati34'18.304
2J・レイKawasaki5.141
3A・バッサーニ Ducati6.689
4I・レクオーナHonda11.917
5M・リナルディDucati13.882
6A・ローズKawasaki14.507
7S・レディングBMW18.402
8 A・ロカテッリYamaha18.869
9X・ビエルゲHonda19.540
10M・ファン・デルマークBMW24.661
13 G・ガーロフYamaha35.081
15 T・ラズガットリオグル Yamaha 39.885
18野左根航汰Yamaha45.220
   
Superpole Race
1 T・ラズガットリオグル Yamaha 16'19.266
2A・バウティスタDucati0.613
3J・レイKawasaki0.856
4M・リナルディDucati4.357
5A・ローズKawasaki5.062
6I・レクオーナHonda5.418
7A・バッサーニ Ducati8.714
8X・ビエルゲHonda10.676
9L・バズBMW10.752
10 A・ロカテッリYamaha10.907
13G・ガーロフYamaha15.417
16 野左根航汰Yamaha20.627
     
Race 2
1A・バウティスタDucati34'24.501
2T・ラズガットリオグルYamaha3.389
3J・レイKawasaki9.784
4A・ローズKawasaki11.650
5M・リナルディDucati15.656
6X・ビエルゲHonda16.381
7I・レクオーナHonda16.584
8 A・ロカテッリYamaha20.401
9S・レディングBMW21.420
10M・ファン・デルマークBMW22.413
12G・ガーロフYamaha32.655
16 野左根航汰Yamaha41.107
 
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