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2022

第9戦ポルトガル:3大会連続でのポイント獲得ならず

2022.10.12

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今大会の直前、10月5日に、今シーズン限りでスーパーバイク世界選手権への参戦を終了し、2023年シーズンからMoto2世界選手権に、「Yamaha VR46 Master Camp Team」から参戦することにる野左根航汰。同時に今シーズン限りで、スーパーバイクを離れることになるが、残りのレースでは、スーパーバイクにおけるベストリザルトである7位(昨年のインドネシアラウンド)の更新など、さまざまな目標を掲げて挑むこととなる。

第7戦フランス、第8戦カタルニアとポイントを獲得していることもあり、ポルトガルラウンドでは3戦連続でのポイントゲットに臨んだが、3レースともにトップ15には届かずノーポイントで大会を終えた。

ウイーク初日の7日(金)のFP1では、トップに2.657差の1'43.622で24番手。同日に行われたFP2では1'43.329と、タイムを短縮したもののトップに2.609差の22番手とした。そして8日(土)のFP3で1'42.573とタイムを縮めたものの21番にとどまり、予選のスーパーポールを迎えたが、ここで野左根は一気に1秒以上も削り、1'41.321として順位も18番手まで浮上した。

スーパーポールの後に行われたレース1で野左根は、好スタートを決めるとオープニングラップの混乱のなかでポジションアップし17番手で2周目に入った。その後は16番手としてバトルを続けながらポイント圏内を目指していたが、後半に入りタイヤに苦戦して順位を落とし、最後は20位とポイントに届かなかった。

ウィーク最終日、10ラップで競われるスーパーポール・レースで野左根は、好スタートを決め1周目で16番手にポジションを上げ、トップ15を目指した。しかしラスト3周となったところでペースを維持することができず、レース1と同様に20位でチェッカーとなった。

そしてウィーク最後となるレース2では、1周目を19番手で終えると、その序盤ではポジションをキープしたままポイントを競う数台の集団に加わりバトルを展開した。しかし、熾烈なバトルの中、中盤に差し掛かったところで、ポジションをキープすることができず、最終的に21位に留まりポイント獲得はならなかった。次回は、10月21-23日、第10戦アルゼンチンラウンドに出場する。

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野左根航汰選手談(20位/20位/21位)
   

Results

 
Race 1
1 T・ラズガットリオグル Yamaha 23'33.449
2A・バウティスタDucati0.657
3J・レイKawasaki3.032
4A・バッサーニ Ducati4.471
5A・ローズKawasaki4.562
6 A・ロカテッリYamaha8.805
7M・リナルディDucati12.614
8X・ビエルゲHonda17.290
9L・バズBMW17.450
10 G・ガーロフYamaha17.719
20野左根航汰Yamaha38.133
   
Superpole Race
1 T・ラズガットリオグル Yamaha 16'45.342
2A・バウティスタDucati0.123
3J・レイKawasaki1.434
4A・ローズKawasaki1.976
5M・リナルディDucati3.965
6A・バッサーニ Ducati5.969
7 A・ロカテッリYamaha6.067
8M・ファン・デルマークBMW11.297
9L・バズBMW11.945
10X・ビエルゲHonda12.014
20 野左根航汰Yamaha26.206
DNFG・ガーロフYamaha4 Laps
     
Race 2
1A・バウティスタDucati33'40.730
2T・ラズガットリオグルYamaha2.256
3J・レイKawasaki4.758
4M・リナルディDucati7.833
5A・ローズKawasaki8.406
6 A・ロカテッリYamaha15.191
7S・レディングBMW19.661
8X・ビエルゲHonda20.581
9G・ガーロフYamaha20.889
10L・バズBMW23.756
21 野左根航汰Yamaha49.505
 
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