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日本グランプリ激励会、約300人の社員を前に、
8耐優勝報告&日本GPでの活躍を約束


10月6日、MotoGP日本グランプリに出場するMonster Yamaha Tech 3のポル・エスパルガロ選手とブラッドリー・スミス選手、YAMAHA FACTORY RACING TEAMの中須賀克行選手がヤマハ発動機本社を訪問し、企業ミュージアム・コミュニケーションプラザでの「日本グランプリ激励会」に出席しました。

いよいよ開幕まで数日、多くのグランプリライダーが続々と来日するなか、エスパルガロ選手とスミス選手も、時差調整などコンディションを整えるため数日前に来日し、6日には精力的に活動を開始しました。滞在先の東京都内から浜松へ移動すると、まずは、チームスポンサーであるサクラ工業を訪問。工場見学を行ったり、プレゼントを贈られるなど、社員の皆さまからの熱烈な歓迎を受けました。

その後、磐田市のヤマハ発動機本社へ移動。鈴鹿8耐優勝メンバーである中須賀克行選手と合流し、そのまま約300人の社員が待つ、激励会に参加しました。その激励会では、木村隆昭副社長が「鈴鹿8耐は19年ぶりに優勝できましたが、今日はその立役者3人に来ていただきました。あの時と同じように社員みんなで力を合わせ、日本グランプリでも素晴らしいレースにしましょう」と挨拶。その後は、バレンティーノ・ロッシ選手、ホルヘ・ロレンソ選手が映像で登場したほか、3人による鈴鹿8耐、日本グランプリについてのトークショーやQ&Aなどで、交流を図りました。

最後に、MS開発部の辻幸一部長が「8耐の興奮も醒めぬうち、今週末はもう日本グランプリです。ご存知のように、現在はロッシ選手とロレンソ選手が熾烈なタイトル争いを展開していますが、すでにチームタイトルを確定し、まず1冠を達成しました。今回も、ロッシ選手、ロレンソ選手、そしてここにいる3人のライダーたちを全力で支え、もてぎを含めた残り4戦で、2冠、3冠と積み上げていきます」と力強く語り、再び全社一体となって勝利を目指すことを宣言。ライダーたちを日本グランプリへと送り出しました。

中須賀克行選手談

「8耐は、マシン、チーム、ライダーのすべての力による優勝。2人のライダーが速くて、僕の負担は少なく、落ち着いて走ることができました。今回の出場はM1の開発ライダーという部分もありますが、もてぎでは1人のライダーとしてチャレンジもします。いずれにしても60周年という節目に、最高峰のレースに出場できるのは光栄なこと。記念カラーのイエローは、自分のラッキーカラーであり、その運を味方につけてがんばります」

ポル・エスパルガロ選手談

「8耐では、ナカスガサンがとっても、とっても、とっても速くて、そのギャップを埋めナカスガサンを超えたいとがんばったんだ。そして予選ではR1が良い仕事をしてくれ、タイムも2分6秒ということで、チェッカーを受けたときは"Wow!"って気分だったよ。MotoGPの今シーズンは、序盤、思うようにいかなかったけど、徐々に運もついてきた。もてぎはMoto2でチャンピオンを決めた思い出のサーキット。この得意のコースでみんなを楽しませるようなレースをしたい」

ブラッドリー・スミス選手談

「8耐は最終スティントという責任のある役割を任され、とってもプレッシャーがあったけど、素晴らしいレースになった。サマーブレークが明けてグランプリに戻ったら僕らはスーパースターになっていて、鈴鹿8耐というレースの影響力を実感したよ。そして、僕はいまMotoGPではランキング5位だ。少なくともそのポジションをキープできるよう、良い成績を狙っていくよ」