2015 MFJGP スペシャルサイト
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中須賀、レース2も完勝!
年間7勝、4連覇、通算6勝でシーズンを終了



MFJGP、そして今シーズン最後となるレース2は、20周で争われる予定でしたが、他のレースの赤旗中断などにより、日没を考慮して15周に短縮されて行われました。レースは1周目、津田拓也選手(スズキ)と、この津田選手に続く中須賀克行選手が後続を引き離して終了。その後、4周目に野左根航汰選手と高橋巧選手(ホンダ)がこの2人に追いつきますが、高橋選手は後退。優勝は津田選手、中須賀選手、野左根選手の3人に絞られます。しかし、スプーンカーブでの転倒車からオイルが洩れて赤旗中断となり、レースは7周で仕切り直しになります。

そのオープニングラップは、津田選手を先頭に中須賀選手、渡辺一樹選手(カワサキ)、加賀山就臣選手(スズキ)、野左根選手が集団で戻ってきますが、2周目のスプーンカーブで野左根選手が転倒しリタイア。一方、この2周目の第1コーナーでトップに立った中須賀選手は、6周目に2分05秒986をマークするなど、誰もついてくることはできずこのレース2も優勝!

これにより、今シーズン全8レース中7勝という圧倒的な強さでシーズンを終えました。

中須賀克行選手談
ヤマハ発動機の創設60周年という記念イヤーに、全日本ロードレース史上初の4連覇を達成できたことは本当にうれしいし、ヤマハの一員であることを誇りに思います。終わってみれば7戦連続でポール&ウィンを達成できて、これは本当にチーム力の勝利だと思っています。チームスタッフにはもちろん、応援していただいたファンのみなさん、そして関係者のみなさんに心から感謝しています。本当にありがとうございました。

吉川和多留監督
「今年はYAMAHA FACTORY RACING TEAMの監督としてチームを率いましたが、常に高い意識を持ってレースに臨むことを最低条件とし、開幕前には全勝チャンピオンを掲げました。それは開幕戦で逃す形となりましたが、これがあったからこそ今があると思っています。一年間、応援していただいたファンのみなさんや関係者のみなさんには、4連覇達成という最高の形で応えることができたと思います。しかし、我々の戦いはまだまだ続きますので、これからも一層の応援をよろしくお願いします」

順位ライダーチームマシンタイム
1中須賀 克行YAMAHA FACTORY RACING TEAMYamaha14'46.728
2津田 拓也ヨシムラスズキシェルアドバンスSuzuki14'50.316
3渡辺 一樹TeamGREENKawasaki14'53.441
4柳川 明TeamGREENKawasaki14'55.227
5高橋 巧MuSASHi RTハルク・プロHonda14'56.910
6加賀山 就臣Team KAGAYAMASuzuki14'58.014
7山口 辰也TOHORacingwithMORIWAKIHonda15'04.396
8秋吉 耕佑au & テルル・Kohara RTHonda15'04.738
9中冨 伸一HiTMAN RC甲子園ヤマハYamaha15'06.121
10渡辺 一馬F.C.C.TSR HondaHonda15'12.680
DNF野左根 航汰YAMALUBE RACING TEAMYamaha-
DNF伊藤 勇樹41PlanningYamaha-