Reports

2021

南米アルゼンチンに初上陸、レース1とレース2でポイントを獲得

2021.10.18

211018_001.jpg
211018_002.jpg
211018_003.jpg
211018_004.jpg
211018_005.jpg
211018_006.jpg
211018_007.jpg
211018_008.jpg
211018_009.jpg

GRT Yamaha WorldSBKの野左根航太は、第12戦のアルゼンチンラウンド出場のため、欧州から南アメリカ大陸は、アンデス山脈のふもとに位置するサンファン・ビリクム・サーキット移動。欧州以外では初となるレースに出場した。

野左根は10月15日と16日に行われた3回のフリープラクティスを走行するなかで、1'42.102から1'39.857へと着実に前進し、その最終セッションでは1'39.611まで短縮し15番手を獲得。しかしスーパーポールでは1'39.328と自己ベストは更新したものの、イエローフラッグに阻まれて思うようにタイムを伸ばせず、17番グリッドに並ぶこととなった。

10月16日のレース1では、得意とするスタートで飛び出して一気に12番手まで浮上したものの、気温が上がるなかで最後までハイペースを維持することができず、15位までポジションを落としてチェッカーとなったが、初のサーキットでポイントを獲得することとなった。

10月17日、午前中に行われたウォームアップでは、自己ベストを更新して13番手と好調。10ラップで行われたスーパーポールレースでは17番グリッドから好スタートを切り、すぐさま14番手まで浮上した。しかしその後は思うようにオーバーテイクできず、集団のなかで12位争いを継続。最終ラップを迎えた時点で15番手となっていたが、ポイント獲得には届かなかったものの、E・ラバティ(BMW)をパスして14位でチェッカーを受けた。

ウィーク最後となるレース2で野左根は、持ち前のスタートダッシュを決めると、1ラップ目終了までに9番手に浮上。その後しばらくチームメイトのG・ガーロフやC・デイビス(ドゥカティ)を抑えて走行していたが、5ラップ目にふたりにかわされ11番手に後退した。

10ラップ目を過ぎる頃には少しずつペースが落ちはじめて徐々にポジションダウン。最終的には14位まで下げてチェッカーを受けている。次回はシーズン最終戦となる第13戦インドネシア大会に臨む。

野左根航汰選手談(15位/14位/14位)

Results

Race 1
1 T・ラズガットリオグル Yamaha 34'29.479
2J・レイKawasaki5.295
3M・リナルディDucati9.417
4A・ローズKawasaki12.808
5A・バッサーニDucati13.980
6M・ファン・デル・マークBMW15.007
7 G・ガーロフYamaha16.876
8 A・ロカテッリYamaha19.265
9S・レディングDucati27.176
10L・ハスラムHonda31.571
15 野左根航汰Yamaha43.220
Superpole Race
1 T・ラズガットリオグル Yamaha 16'20.713
2S・レディングDucati0.046
3J・レイKawasaki3.419
4A・バッサーニDucati5.407
5M・ファン・デル・マークBMW8.556
6 A・ロカテッリYamaha9.608
8G・ガーロフ Yamaha 9.821
9A・ローズKawasaki12.063
10L・ハスラムHonda15.170
14 野左根航汰Yamaha20.327
Race 2
1S・レディングDucati34'26.120
3J・レイKawasaki2.428
3T・ラズガットリオグルYamaha3.834
4A・バッサーニDucati5.390
5M・リナルディDucati5.845
6M・ファン・デル・マークBMW8.147
7A・ロカテッリYamaha12.040
8G・ガーロフYamaha12.352
9C・デイビスDucati19.409
10A・バウティスタHonda20.183
14野左根航汰Yamaha28.568
 
Go to Top