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2021

厳しい戦いを強いられる中、レース2で14位とポイント獲得

2021.09.06

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スーパーバイク世界選手権は、後半戦に突入。GRT Yamaha WorldSBKの野左根航太は、9月3-5日の3日間、フランスのマニクール・サーキットで行われた第8戦に臨んだ。

今大会は厳しい戦いを強いられることとなった。FP1は雨もあり1分42秒962で19番手。FP2では1分39秒784とタイムを更新するも19番手とトップに2.6秒という大きな差を残したまま初日を終了する。

続く2日のFP3は1分39秒539で、前日から若干のタイムアップを果たしたが、順位は変わらず19番手でフリープラクティスセッションを終了した。そして予選のスーパーポールでは、1分37秒997と大きく挽回したものの、ライバルたちもタイムアップし、順位は18番手・6列目から決勝を迎えることとなった。

レース1、野左根は得意のスタートから第1コーナーでポジションを上げて14番手としたが、オープニングラップ終了までに再び18番手まで後退してしまう。その後も思うようにペースを上げることができず最後は17位でフィニッシュ。今季初めてレースでポイント圏外に留まることとなった。

ウィーク最終日、気温が上がり始めたマニクール・サーキットで野左根は、午前中のウォームアップで17番手につけたあと、スーパーポール・レースではペースを改善。18番グリッドから慎重にスタートすると、初めはポジションを守っていたが、徐々にペースを上げて2ラップ目には16番手に上がると、最終ラップまでハイペースを維持して、追い上げてくるC・ポンソン(ヤマハ)を抑えて16位でフィニッシュした。

厳しい戦いが続いた第8戦、迎えた最後のレース2で野左根はポイント獲得を目指して18番手からスタート。序盤で一気に15番手まで浮上し、その後も全21ラップにわたり12位争いのグループに加わっていたが、なかなかポジションを上げることはできなかった。

それでも最終ラップではついにT・ラバット(ドゥカティ)をパスして14位となり、厳しい状況の中でも貴重な2ポイントを獲得した。

野左根航汰選手談(17位/16位/14位)

Results

Race 1
1 T・ラズガットリオグル Yamaha 34'06.037
2J・レイKawasaki4.467
3A・ロカテッリYamaha10.285
4M・リナルディDucati13.283
5M・ファン・デル・マークBMW15.535
6A・バウティスタHonda17.824
7C・デイビスDucati20.067
8A・バッサーニDucati20.127
9T・サイクスBMW20.150
10L・ハスラムHonda23.763
11 G・ガーロフYamaha23.977
17 野左根航汰Yamaha59.560
Superpole Race
1J・レイKawasaki16'07.436
2T・ラズガットリオグルYamaha0.148
3A・ローズKawasaki5.634
4 A・ロカテッリYamaha6.995
5S・レディングDucati7.736
6M・ファン・デル・マークBMW8.471
7A・バウティスタHonda9.867
8C・デイビスDucati10.240
8A・バッサーニDucati20.127
9L・ハスラムHonda11.677
10M・リナルディDucati12.035
13G・ガーロフ Yamaha 12.854
16野左根航汰Yamaha25.982
Race 2
1T・ラズガットリオグルYamaha34'09.849
2J・レイKawasaki2.908
3S・レディングDucati8.406
4A・ロカテッリYamaha10.329
5C・デイビスDucati10.734
6A・バウティスタHonda11.467
7M・リナルディDucati13.901
8M・ファン・デル・マークBMW15.640
9G・ガーロフYamaha 16.254
10T・サイクスBMW20.911
14野左根航汰Yamaha39.410
 
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