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2021

野左根航汰が怪我から復帰、レース2でポイントを獲得

2021.07.26

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6月末、ナバラでの事前テスト中に右手の指を負傷し、第4戦イギリス大会を欠場した野左根航汰が、第5戦オランダ大会で復帰。怪我とコンデシションとしては完璧な状態ではく、今回から現場でサポートしてきたYAMAHA FACTOEY RACING TEAMの吉川和多留監督が帰国していたことから、これまでにはない環境の中で7月23日からのウイークに臨んだ。

7月23日(金)のフリープラクティス1-2では1'36.652、1'36.405 をマーク。24日(土)午前中のフリープラクティス3では、1'35.934と、なかなか思うようなタイムアップにつながらなかったものの着実に調子を上げていった。ところが、同日の予選では1'36.076と、フリープラクティスのベストを上回ることができずに18番手とし、厳しい状況の中で決勝のレース1を迎えることとなった。

そのレース1では、得意なスタートで大きくジャンプアップを見せて13番手につけた野左根は、レース中盤までT・ラバト(ドゥカティ)、L・メルカド(ホンダ)とバトルを展開。しかし12ラップ目に転倒し、マシンにダメージがあったためそのままリタイアとなった。

翌25日(日)、朝のウォームアップでテクニカル・トラブルが発生し、十分な準備ができないままスーパーポール・レースに臨むこととなった。しかし、ここでもシグナルグリーンとともに好ダッシュを見せて10番手へと大きくポジションをアップ。しかしながら、1ラップ目が終了するまでに13番手に後退し、4ラップ目には15番手と順位を落としてしまう。その後も集団の後方につけていたため、挽回を試みたが前に出ることはできず、悔しい15位でチェッカーとなった。

そしてレース2を迎える頃には、負傷している指の痛みが増していたが、16番グリッドから好スタートを切り、終始、ポイント圏内をキープ。I・ビニャーレス(カワサキ)、メルカドとバトルを展開し、最終的にふたりを抑えて12位でチェッカーを受けた。

厳しい怪我から復帰初レースという況の中で、ランキングでは合計ポイントを21に伸ばして、ランキング16位をキープした。次回の第6戦チェコ大会までは、2週間が残っているため、怪我をさらに回復させて臨む。

野左根航汰選手談(DNF/15位/12位)

Results

Race 1
1J・レイKawasaki30'48.682
2S・レディングDucati3.312
3 T・ラズガットリオグル Yamaha 1 Sector
4M・ファン・デル・マークBMW1 Sector
5A・ロカテッリYamaha1 Sector
6 G・ガーロフYamaha1 Sector
7T・サイクスBMW1 Sector
8 L・ハスラムHonda1 Sector
9C・デイビスDucati1 Sector
10A・バッサーニ Ducati1 Sector
DNF 野左根航汰Yamaha7 Laps
Superpole Race
1J・レイKawasaki15'54.593
2M・リナルディDucati3.542
3T・ラズガットリオグル Yamaha3.600
4 A・ロカテッリYamaha4.343
5S・レディングDucati4.501
6A・ローズKawasaki5.215
7T・サイクスBMW8.010
8G・ガーロフ Yamaha 9.126
9C・デイビスDucati11.891
10A・バッサーニDucati 12.103
15野左根航汰Yamaha23.130
Race 2
1J・レイKawasaki33'27.685
2S・レディングDucati5.151
3A・ロカテッリYamaha23.194
4C・デイビスDucati16.684
5A・バウティスタHonda22.938
6M・ファン・デル・マークBMW13.315
7A・ローズKawasaki14.444
8M・リナルディDucati18.757
9A・バッサーニDucati32.898
10 L・ハスラムHonda20.783
12野左根航汰Yamaha33.391
DNFG・ガーロフYamaha9 Laps
DNFT・ラズガットリオグルYamaha21 Laps
 
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