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2021

野左根、第3戦でもポイントを獲得しランキング15位に浮上

2021.06.13

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スーパーバイク世界選手権の第3戦エミリア・ロマーニャが6月11-13日、ミサノ・ワールドサーキット・マルコ・シモンチェリで行われた。GRT Yamaha WorldSBK Teamの野左根航汰は、ウイーク初日の金曜日、FP1はトップに1.440秒差の1分36秒288で15番手、FP2は1分36秒044でトップから1.710秒差の17番手で初日を終了した。

翌12日(土)の午前中に行われたFP3ではペースアップを図り、1分35秒323と大きくタイムを削って14番手。さらにスーパーポールではトップ10に0.224秒差と近づく1分34秒677を記録して14番手につけた。

こうして迎えたレース1では絶好のスタートから序盤に12番手へ浮上。序盤はPata Yamaha with BRIXX WorldSBKのA・ロカテッリ、M・ファン・デル・マーク(BMW)、後半にはチームメイトのG・ガーロフら、トップライダーたちとバトルを繰り広げながらトップ10を目指して周回を重ねていった。

ところが終盤に入るとややペースを落としてしまい、ここに後方からL・ハスラム(ホンダ)が迫ってきて激しくバトルを展開。何度も抜き差しを繰り返し、最後はこれを抑え切って13位でチェッカー。今季6度目となるポイントを獲得した。

6月13日(日)のスーパーポール・レースで野左根は、FP3中のレッドフラッグ提示中の違反により6台降格のペナルティを受け、20番グリッド(5列目)からスタート。それでも野左根はすぐさまペースを上げると、前車を次々パスして順位を挽回していった。

1ラップ終了時点で16番手とすると、4ラップ目にはE・ラバティー(BMW)を捉えて15番手とすると、さらに前方の3台が転倒したことで12位に浮上してチェッカーとなった。

続いてのレース2は、15番グリッドからスタートすると、ここからポジションを上げて13番手でオープニングラップを終了した。一旦14番手に後退したが、L・ハスラム(ホンダ)の転倒があり再び13番手に浮上した。その後はT・サイクス(BMW)とバトルを展開したが、路面温度が50度に近づくなか終盤でペースが上がらずパスには至らなかった。この結果、13位を獲得しポイントを加算した野左根は、ランキング15位に浮上し、第3戦を終えた。

野左根航汰選手談(15/15/13位)

Results

Race 1
1 M・リナルディ Ducati 33'23.457
2 T・ラズガットリオグル Yamaha 3.657
3J・レイKawasaki5.104
4S・レディングDucati 10.247
5A・ローズKawasaki13.474
6A・バウティスタHonda 14.766
7A・バッサーニDucati15.587
8T・サイクスBMW16.694
9A・ロカテッリYamaha23.612
10M・ファン・デル・マークBMW28.364
12 G・ガーロフYamaha 31.757
13 野左根航汰Yamaha35.395
Superpole Race
1M・リナルディDucati 15'50.711
2T・ラズガットリオグル Yamaha0.485
3J・レイKawasaki1.865
4S・レディングDucati 2.419
5A・ローズKawasaki5.671
6A・バッサーニDucati7.448
7T・サイクスBMW10.560
8G・ガーロフ Yamaha 13.102
9 A・ロカテッリYamaha13.110
10A・バウティスタ Honda16.348
12野左根航汰Yamaha20.167
Race 2
1T・ラズガットリオグルYamaha33'24.487
2M・リナルディDucati1.286
3J・レイKawasaki2.987
4S・レディングDucati9.102
5G・ガーロフYamaha10.695
6A・ローズKawasaki13.117
7A・バッサーニDucati17.621
8A・バウティスタHonda17.893
9A・ロカテッリYamaha22.458
10M・ファン・デル・マークBMW25.118
13野左根航汰Yamaha33.391
 
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