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2021

悪天候に翻弄された第2回アラゴンテスト

2021.04.24

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4月中旬に行った、前回のテストから1週間後の4月21~22日、GRT Yamaha WorldSBK Teamは再びモーターランド・アラゴンに戻り2度目のテストに臨んだ。しかしテスト期間中は悪天候に見舞われてウエット・コンディションとなることが多かったため、走行周回数は限られたものとなった。

そのなかでも最大限の成果をあげようと、野左根航汰は路面がほぼ乾いた初日の午後、決勝用セッティングで集中的に走行。また前回テストに続き、コースに慣れることも重要な課題として走行を重ねた。

またウエットとなった2日目の午前中は、初となるピレリ製ウエットタイヤでのライディングを経験する絶好のチャンスと捉え走行を行った。この結果、2日間で47周を走破し、ベストタイムは1分52秒254でテストを終えた。

野左根航汰選手談

「ここアラゴンでは2回目の走行になるので、先週より進化することを期待していましたが、コンディションが悪かったこともあり、1日目は思うようにペースが上がりませんでした。それでも2日目にピレリ製ウエットタイヤを初めてテストできたことは成果のひとつです。初戦を目前に控えた今、すべてのことが大切な経験です。ここは難しいサーキットですが、準備は整っており、良い戦いができると期待しています」

 
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