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2014 FIM MotoGP™世界選手権シリーズ 第15戦 MOTUL 日本グランプリ/日本GPスペシャルサイト[2014.10.10〜12]

 

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事前情報

「Spopre(スポプレ)」J・ロレンソ選手インタビュー

  • 2014年10月07日(火) 12:00

月刊スポーツフリーマガジン「スポプレ」(無料)の134号に、V・ロッシ選手と、J・ロレンソ選手のインタビュー記事が掲載されましたが、編集部様のご好意により、昨日、V・ロッシ選手の記事を、このスペシャルサイトで紹介させていただきました。
そして今回は、ロレンソ選手のインタビューになります。では、じっくりお楽しみください。

■シーズンここまでを振り返って、ご自身のパフォーマンスに何点をつけますか? またその理由を教えて下さい。
「率直に言ってこれほどまでに苦戦するとは、今シーズンが始まる前には予想していなかった。多くの希望を持ってシーズンに臨んだけれど、不幸にも開幕戦のカタールで転倒し、続くオースティン(アメリカ)ではフライング...。たらればを言うつもりは全くないけれど、そうした類のミスがなければ今はより良いポジションにいられたかもしれない。ただ、それだけではなくて、今季新しいブリヂストンタイヤをうまく活かすことに苦しんでいるし、昨シーズンほどの快適さを感じられていないところが本当のところさ。それでも、一歩一歩、確実に改善しているし、バイクを"感じる"ことができるようになっているから、今はとても集中できているよ」

■バレンティーノ・ロッシ選手と同様に、2015年からの2年間もYAMAHAと共にMotoGPへ参戦することが発表されましたが、契約更新に至った気持ちとその理由を教えて下さい。
「とても嬉しいよ。YAMAHAチームはまるでひとつの家族のようであり、僕にとっても家族同然なんだ。MotoGPにステップアップして以来、ずっと共に歩んできたからね。この契約更新にとても満足しているし、願わくばYAMAHAで僕のキャリアを終えられることができたらこんなに嬉しいことはない。来季のことを考えた時、ここで走ることが最優先で最良の選択肢だったんだけど、チームは決断を急かさず、じっくり考える時間を与えてくれたことにも感謝している」

■YAMAHAチームの特徴はどのようなところですか?
「とても人に対して思いやりがあり、非常にフレンドリーで、うまく言葉で表現できないけれど、僕らはチーム以上のチームなんだ。レースに対する情熱や心は他のどこにも負けない。ここで働く人たちの熱意はとてつもないんだ」

■トップアスリートでありつづける秘訣、あるいはその為にどのようなトレーニングをしていますか?
「フィジカルに関しては、他のライダーと比べても同程度の強さだと思う。もちろん我々はスポーツマンだし、たくさん鍛える必要があるからそうしたトレーニングにも取り組む。しかし、どちらかというと、レース時のメンタリティが僕の(他ライダーにはない)強みなんじゃないかと思う。決して諦めないし、置かれている状態や環境がどうであれ、常にでき得る限りの最善を尽くすのさ」

■日本グランプリに向けて、日本のみんなへメッセージをください。
「日本の土地、日本の人々、そして日本の食事の全てを愛しているし、とても楽しみにしている。昨年、YAMAHAの記念すべきグランプリ200勝目となる勝利を、2台のHONDAバイクの前で成し遂げられたのが、この『もてぎ』(日本グランプリ)だったからね。いい印象があるし、今はとても興奮している」

ロレンソ選手は、シーズン後半から好調を維持。前回のアラゴンGPでは、ついに今季初優勝を成し遂げています。日本GPでも、表彰台、いや昨年に続く優勝が期待されますので、ロッシ選手とともに、熱い応援をよろしくお願いします。