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2014 FIM MotoGP™世界選手権シリーズ 第15戦 MOTUL 日本グランプリ/日本GPスペシャルサイト[2014.10.10〜12]

 

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決勝

「Monster Yamaha Tech 3」12日決勝終了後コメント

  • 2014年10月12日(日) 21:00

P・エスパルガロ選手(8位/+19.815)
「8位という結果は目指していたものとは違うんだ。落胆を隠すことはできないよ。今日は本当に厳しいレースで、気持ちよく走ることができなかったしスピードも上がらなかった。スタートはまずまずで、初めのうちはいくつかポジションを上げることもできたが、フルタンクでのブレーキングに苦労した。中盤ごろからはブラドルとの差を毎周コンマ数秒ずつ詰めていくことができるようになったけれど、追いつくのが遅すぎて、パスするところまではいけなかった。コーナーのたびに、その加速で後れをとってしまうので、ブレーキングで埋め合わせようとした。でもそれではまだ足りなかったんだ。こうした経験がすべて勉強だと思っているので、あとはデータを分析して、次のフィリップアイランドまでにどこを改善できるか検討したい」

B・スミス選手談(9位/+23.575)
「9位で喜ぶわけにはいかないけれど、今日のレースのなかにも得るものがたくさんあったと思っている。トップとの差については、ポルと同様に20秒以内に抑えられたはずだが、最後の3ラップで小さなミスをいくつかおかしてしまい離された。それでもシーズンのなかでは悪いほうではないので、やはり前進できていることは間違いない。第1コーナーでのミスでポルやブラドルに離され、その結果として9位に終わったということ。この順位は今の僕らのポジションを表していると思う。僕自身もマシンもすべてを出し切り、今日ここでできることはすべてやり切ったんだ。でも次のフィリップアイランドでは、何としてももっと上を狙う。ヤマハのマシンはあのコースに合っていると思うし、去年はとてもエンジョイできたからね。今日の安定性と積極性をそのまま持って行って、それを結果につなげたい」

H・ポンシャラルチームマネジャー
「大きな緊張を強いられたエキサイティングな戦いだった。まずはヤマハの3戦連続優勝を心から祝福したい。日本GPでの勝利はとくに重要な意味を持つので、ファミリーの一員として今日を迎えられたことを誇りに思う。我々は、当然ながら順位ではもっと上を目指していたが、ふたりとも好スタートから力強い走りを見せてくれたので満足している。トップの4人の速さはまるで別世界。現時点で彼らと肩を並べることは不可能だと言わざるを得ない。そのあとに2台のドゥカティ。彼らがトップ4とそれ以外との中間に位置していて、我々がそのすぐ後ろにいるというわけだ。終盤になるとかなり接近し、ポルとブラッドリーがブラドルとの差を詰めていくのをハラハラしながら見守った。結局パスすることはできず、8位、9位という結果に終わってしまったわけだが、それでもふたりが揃ってトップ10に入ったことで、貴重なポイントを獲得することができた。毎回のレースで学び、その情報を次に生かしていくことが何より重要。そうして初めて進化でき、上位に近づいていくことができるのだ。トップから20秒差は決して悪くない。でもこれからは、もっと近づけるよう努力しなければならない。次のフィリップアイランドは、トップとの距離を縮めるチャンスをつかみたい」

決勝結果はレースサイトをご覧ください。