すでにレースサイトでは発表しましたが、全日本最高峰のJSB1000クラスに参戦中の中須賀克行選手が、ヤマハ純正オイル世界統一ブランド「YAMALUBE」を冠する「YAMALUBE Racing Team with YSP」から日本GPにワイルドカードで参戦します。

全日本では第6戦オートポリス大会で優勝してランキングトップとなり、国内最高峰クラス3連覇、自身5度目のチャンピオンに向け突き進んでいる中須賀選手ですが、同時に、ヤマハのMotoGPマシン「YZR-M1」の開発ライダーも務めているんです。

そのため、今回の参戦でも日本のトップライダーとして世界に挑戦するとともに、実戦における「YZR-M1」の開発評価もひとつの目的になっているわけです。

そんな中須賀選手も、日本GPのMotoGPクラスには過去2回、ワイルドカードで出場しています。1度目の2012年は9位、そして2013年は11位としっかりポイントを獲得。フル参戦するライダーたちにもひけを取らない堂々たる成績を残しています。そして2012年の最終戦、雨のバレンシアGPで2位表彰台を獲得したことも忘れてはなりません。

今回のMotoGP挑戦では、どんなレースを見せてくれるのか？　今後も中須賀選手の情報を掲載していく予定なので、ぜひご注目下さい。

※写真は、2014 全日本ロードレース選手権