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決勝
V・ロッシ選手の日本GPを振り返る
- 2014年10月12日(日) 9:00
決勝を迎えるにあたり、ここでは過去、V・ロッシ選手が「日本GP」で残した成績を振り返ってみたいと思います。その前に、ご存知の方も多いでしょうが、かつて「日本GP」という名称の大会は、鈴鹿サーキットで行われていました。そして2000年、鈴鹿での「日本GP」にツインリンクもてぎでの「パシフィックGP」が加わり、2004年に鈴鹿でのGPがなくなるまで、日本ではシーズンに2度のGPが行われていたのです。
また2000-2001年当時は、MotoGPではなくGP500というクラス名で開催されていました。そこで、2000年から2003年の「パシフィックGP」も含めた14回の結果を振り返ってみます。
ロッシ選手:「ツインリンクもてぎ」での成績 ※=チャンピオンを獲得した年
2000年:2位(ホンダ)※
2001年:1位(ホンダ)※
2002年:2位(ホンダ)※
2003年:2位(ホンダ)※
2004年:2位(ヤマハ)※
2005年:DNF(ヤマハ)※
2006年:2位(ヤマハ)
2007年:13位(ヤマハ)
2008年:1位(ヤマハ)※
2009年:2位(ヤマハ)※
2010年:3位(ヤマハ)
2011年:DNF(ドゥカティ)
2012年:7位(ドゥカティ)
2013年:6位(ヤマハ)
こうしてみると、過去14回参戦したもてぎでのGPでは、2回の優勝を遂げています(ロッシ選手は、最高峰クラスで通算81回の優勝を獲得)。一方、表彰台の獲得は14回のうち9回(約64%)という結果となっており、改めてみると、ロッシ選手をもってしても表彰台に立ち続けることは難しいことがわかりますね。
ロッシ選手は、過去3年はこのもてぎでの表彰台獲得はありませんが、今シーズンはランキング争いも激化しており、落とせない一戦。そして、11日の予選では2位のフロントロウと順調なため、日本GPでは2010年以来となる表彰台獲得を実現するその姿を、日本ファンにも見せてくれることと思います。
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