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2014 FIM MotoGP™世界選手権シリーズ 第15戦 MOTUL 日本グランプリ/日本GPスペシャルサイト[2014.10.10〜12]

 

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決勝

J・ロレンソ選手の日本GPを振り返る

  • 2014年10月12日(日) 9:30

V・ロッシ選手に続き、J・ロレンソ選手の「日本GP」を振り返ります。ロレンソ選手のMotoGPデビューが2008年なので、この年から数字は上げますが、その前にGP125、GP250時代はというと、2006年に3位表彰台の経験はあるものの、それ以外は目立った成績を残していないサーキットでした。

ところが、ヤマハに加入しMotoGP参戦を開始した2008年以降は、6回の出場のうち4回表彰台を獲得、さらにその2回は優勝という成績を残しており、得意とするサーキットの一つとなっています。近年のロッシ選手の成績と比較しても、その差は大きいというのが現実です。

ロレンソ選手:「ツインリンクもてぎ」での成績 ※=チャンピオンを獲得した年
2008年:4位(ヤマハ)
2009年:1位(ヤマハ)
2010年:4位(ヤマハ)※
2011年:2位(ヤマハ)
2012年:2位(ヤマハ)※
2013年:1位(ヤマハ)

さらに好材料としては、前回のアラゴンGPでの優勝を含め、後半に入って誰よりも多くのポイントを積み上げていること(第9戦以降は全レースで表彰台を獲得)。ランキングでは3位のロッシ選手に12ポイント差、2位のD・ペドロサ選手(ホンダ)に15ポイント差と急接近し、ランキング2位を目指すモチベーションが高いことです。
9日(木)のプレスカンファレンスでもこれについて言及していますが、現在最も優勝に近い、そして勢いのあるライダーといっても過言ではありません。

チャンピオン決定に注目が集まるのは必然ですが、ロレンソ選手とチームメイトのロッシ選手、そしてペドロサ選手によるランキング争いも、4戦という残りのレース数を考えると、実は目が離せない状況となっています。さあ、皆さんは一体誰の優勝を予想していますか?