2013年の全日本ロードレースは、3月31日に決勝が行われたもてぎ大会で幕を開けました。事前のテストで転倒し、左肩に怪我を負った状態で出走した中須賀選手は、痛みに堪えながらも山口選手（H）、柳川選手（K）と激しい3位争いを展開し、見事3位表彰台をゲット。貴重な20ポイントを獲得しました。

開幕前に負った左肩の怪我が癒えぬまま迎えた第2戦、痛めた左肩に負担のかかる鈴鹿サーキットのコースレイアウトに苦しみ、一時は3位争いを展開するものの、レース終盤でタイムを伸ばすことが出来ずに5位フィニッシュとなりました。 レース後、中須賀選手は「次戦は地元九州での大会だし、約1ヶ月のインターバルがあるので、しっかりと肩を治して優勝を狙える状態にする」と力強いコメントを残してくれました。

1ヶ月近いインターバルを経て迎えた第3戦オートポリス大会。ウェットコンディションの中で行われた決勝レースで中須賀選手は、柳川選手（K）、秋吉選手（H）と激しいトップ争いを展開。レース終盤の13周目からファステストラップを連発した中須賀選手は、14周目にトップに躍り出ると、そのまま後続を引き離し、地元・九州で嬉しい今季初優勝を飾りました。