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鈴鹿8時間耐久ロードレース 第34回大会

平忠彦さんからのメッセージ

[11年07月25日 12:00 晴れ]


中須賀選手は、今回YARTからのオファーをうけ8耐に参戦。海外チームからオファーをいただいたからには、自分の役割、受け持つパートをしっかり認識して使命を果たして欲しいですね。自分の役割を冷静に考えれば、気分的にも楽になり、過度なプレッシャーも取り除けると思います。その役割をしっかり果たせれば、今後のレース活動に繋がるでしょう。


全日本JSBのマシンに比べ大きく異なるところもあると思いますが、それらを含めて中須賀選手は“参戦”するわけです。だからその役割を理解して、自分が引くべきところと、主張すべきところのバランスをとり、チームとのコミュニケーションを大切にしてもらいたいです。

もちろん8耐は1人の力で結果は出ません。私も1990年の8耐で優勝しましたが、今考えると私は26〜27周を4回走行するという役割を果たしただけなんです。優勝は「SHISEIDO TECH 21 RT」というチームの総合力の結果だったんですよ。他のスポーツも同じですが、とくに8耐はクルーとライダーが自分の役割をしっかり担っていくことが大事です。今までの経験をいかして頑張ってほしいものです。

YZF-R1を駆るプライベイトチームの方々も、ぜひ頑張ってほしいですね。YZF-R1は、レースを照準に開発されたマシンというわけではなく、純粋な市販スーパースポーツです。その意味では、ライバルに対しハンデとなることがあるかもしれません。でも結局はチームとしての総合力だと思います。8耐は、とくにそうです。私ですか? もちろん決勝は応援に駆けつけます。あッ、私は土曜日のパレードランも走る予定です。そちらも見てくださいね。では鈴鹿でお会いしましょう。

(2011年7月13日/鈴鹿サーキットにて)


reported by miya-K

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ライダーメッセージ[18]


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