岡山国際でのレースを終え、いよいよ全日本から日本GPへとモードを切り替えた中須賀選手。多くのものを背負い臨むこの日本GPに向けての気持ちを語ってもらいました。

中須賀選手への熱い応援、よろしくお願いします。

中須賀克行選手
「これまでと同様に、ヤマハのMotoGPマシンYZR-M1の開発を兼ねての参戦になります。年々、YZR-M1は進化していて、開発と言っても本当に紙一重の走りというか、紙一重からもう一歩踏み出した走りをしないと、本当の意味での開発にはならないというのが実情です。そのテストでは基本的に一人で走っていますが、今回はレースを走るので、ライバルがいる中で、混戦の中でどのように走り、データを集積できるかが課題になります。毎年のことですが、開発という役割と、レースを戦うという部分を、より高い次元でまとめていく必要があるので、とても難しいレースです。
また、日本グランプリは、応援してくれるファンがたくさんいるので、とても楽しみにしている部分もあります。自分の気持ちを高めて、100%の力を出し切れるように頑張ります。マシンは先行開発パーツを装着した車両になりますが、これまでテストでやってきたことが、レースという場でどのような結果が出るかも楽しみです」