ドライからウエットへ。アラゴンGPは本当に難しく、波乱のレースになりました。 レース前半にV・ロッシ選手が4番手走行中に転倒してリタイア。容態については、確かな情報を入手次第ご報告します。その後、J・ロレンソ選手、M・マルケス選手、D・ペドロサ選手と3人が演じたバトルも見応えがありましたが、レース終盤に雨が降り出してからの各ライダーの判断も大変興味深いものでした。

最終的にはマシンを乗り換えず走行を続けたマルケス選手、ペドロサ選手と、マシンを乗り換えたロレンソ選手で明暗が分かれる結果になり、ロレンソ選手が今季初優勝を遂げたのです。

さらに、オープンクラスのライダーとして初めてA・エスパルガロ選手が表彰台をゲット。

これで、ヤマハは２連勝となり、次の日本GPでは3連勝を目指すこととなります。ツインリンクもてぎはご存知の通りライバルのホームコース。マルケス選手、ペドロサ選手も黙っていないはずなので、いろいろな意味で本当に面白いレースが期待されます。
アラゴンGPの詳細はレースサイトでご覧ください。