鈴鹿8時間耐久ロードレース 第34回大会 |
#94 「YAMAHA RACING FRANCE GMT94 IPONE」
[11年07月28日 18:00 晴れ]
今年の私たちは、世界耐久選手権で開幕戦8位、第2戦で2位となり、現在ランキング3位。ヤマハモーターフランスなどの支援を受け、パリの「イヴリ・スー・セーヌ」を拠点に活動しています。鈴鹿には27日水曜に到着し、いま車検、練習走行を終えたところです。
昨年はトラブルでリタイアしましたが、今年は是非いいレースをお見せしたいとチーム一丸となっています。今年のライダーは、昨年もGMTで走ったデビット・チェカ(31/中央)、ケニー・フォーレイ(26/左)、それにベテランのマチュー・ラグリーブ(31/右)という体制です。
チェカ選手は、私たちGMT94が世界チャンピオンとなった2004年に頑張ってくれた選手で、8耐へは今回が7度目の参戦。GP250cc時代を含め鈴鹿のコースを熟知しています。「1日に自転車で50km走ってトレーニングをしてきました。鈴鹿のコースは大好きだし体調も万全です」と熱意いっぱいです。
子供のころPW50でバイクと出逢ったフォーレイ選手。125ccやスーパースポーツで活躍した後、フランスでのスーパースポーツ(2007年)などでタイトルを獲得。2010年からGMT94に加入。今回は、昨年に続く2度目の8耐参戦です。「水泳と自転車で体身を作ってきました。鈴鹿は綺麗なサーキットなので楽しみ。とくに3コーナーからS字、ダンロップコーナーにかけては気持ちいい」と決意表明。
ラグリーブ選手は、1994年にレースデビュー。フランス選手権250を走ってから、YZF-R6やR7で鍛え、その後2004〜2007年は世界耐久でタイトルを獲得しました。栄養があって美味しいものは何でも大好きというグルメ。代々受け継がれたレンガ職人の仕事とレースを両立させ、GMTには2010年に加入。「今回は自分としては6度目の8耐参戦。S字やスプーンが大好き。声援をお願いします。それから、実は2012年1月のダカールラリーにWR450Fで出ることを決めたんです」とアピール。そんなトリオで走る私たちフランスのチームへのご声援、よろしくお願いします。がんばります。
(7月28日、8耐・フリー走行にて)
reported by miya-K |