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鈴鹿8時間耐久ロードレース 第34回大会

#7 「MONSTER YAMAHA - YART」

[11年07月21日 12:00 晴れ]


2009年の世界耐久選手権でチャンピオンを獲得した私たちは、音楽の都・オーストリアはウィーンの南約150km、クルマで5分走ればスロベニアの国境というところに拠点があります。2001年にチームを立ち上げ、耐久や欧州ロードレース選手権で活動。監督のマンディ・カインツ(写真右から3人目)は、この20年で10,000台のヤマハバイクを販売したショップを経営しています。チームは2004年の8耐初参戦以降、連続で参戦し今年8回目。鈴鹿での最高成績は2009年の4位ですが、このときは3位と僅か1ラップの僅差でした。


カインツ監督は「YARTは、国籍のあるチームではなく欧州各国から、またオーストラリアなど数多くの国からスタッフ、ライダーが集結するインターナショナルチーム。そしてYARTはいつもヤマハDNAを継承してきました。ヤマハファミリーの一員です。今回、日本のトップライダー、中須賀選手と組むことができ、大きなアドバンテージになります。中須賀選手から色々なものを吸収したい」と抱負を話します。

グウエン・ジャバニ(39/走行写真:7月鈴鹿テスト)は1982年、10歳のときにヤマハYZでモトクロスを始めました。今は、欧州でのレース活動に忙しいなか、オフの日は7歳の次男とバイクで遊んで過ごしています。7月23日にはポーランドでのレースに参戦し、すぐに鈴鹿に直行する予定。またグウエンはフランスで警察官への二輪指導を行っています。毎日30分から1時間のランニングは欠かさないという彼は8耐経験も今回で8回目(YARTからは5回目)。7月13〜14日の事前鈴鹿テストも順調に消化、中須賀選手ともランデブー走行して決勝に備えています。鈴鹿は、「ダンロップコーナーやスプーンの入り口付近はお気に入りのコーナー」とのことです。

そしてこれにイゴール・ジャーマン(35)が加わります。イゴールも2009年、私たちが世界耐久チャンピンになったときの選手。7月の事前テストには合流できませんでしたが、2006年から私たちのチームで8耐に参戦し、豊富なキャリアがあります。「鈴鹿は綺麗なコースだし、8耐は耐久選手権の中でも最も魅力あるレースになるでしょう。今年は中須賀選手と一緒に走りYARTとしてのベストリザルトをぜひ残したい」とのこと。8耐ウィークは、欧州からライダーを含め12名で鈴鹿に来ます。中須賀選手を含め13名の私たちYARTと日本のファンの皆さんは“We are all together”です。ぜひ鈴鹿に見に来てください。

(7月13日、8耐事前テストにて)


reported by miya-K

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