鈴鹿8時間耐久ロードレース 第34回大会 |
#15 「チーム・エッチングファクトリー15」
[11年07月12日 12:00 晴れ]
わが「チーム・エッチングファクトリー」の#15車に乗るのは、写真左から宇佐見保弘(45)、竹見升吾(45)、尾藤哲也(46)の各ライダーです。チームは、サイレンサーのエンブレムなどをエッチング(精密機械加工)で製作する冨士精密工業(株)が運営母体で、ヤマハのプライベーターとして8耐、全日本で活動してきました。昨年は出場した2台ともリタイアでしたが今年は完走を目指しています。
ところで実はエースライダーの竹見選手は7月6日の合同練習走行で、走り始めて2周目に転倒し鎖骨骨折してしまいました。しかし、8耐決勝日までには乗れるように手当てと処置をします。決勝で乗れるようになるか、まだはっきり言えませんが、気持ちとしては是非走り抜きたい、と言っています。
宇佐見選手は、はレース歴24年です。「他チームからの参戦を含め今年は1998年から連続14年目の出場なのです。2003年からこのチームに籍をおき、ST600レース等で走ってきました。自身の8耐ベストリザルトは2009年に竹見選手らと組んで走った13位なのですが、今年も8耐へ向けてはウエイトを絞りました。冬は77kgほどありましがが、3月頃から気をつけ今は70kgに減量。きり返しが楽になります。去年はスプーンで転倒してマシンを押して帰ってきましたが、今年はそんなことがないように頑張ります。GP250、ネイキット1200、ST600と色々なカテゴリーでの経験を活かして走りきりますよ」と言っています。
尾藤選手は20数年前、ヤマハYSR50でミニバイクからレースを開始しました。その後はGP250ccにステップアップし、1995年には補欠ライダーで8耐初体験、2002年から私たちのチームで8耐に参戦しています。今年は昨年に続き2年連続出場なのです。「2002年、竹見選手と組んで23位になったのが自分のベスト成績です。また昨年は#16番車で走りましたが、レースが終わってまともなマシンがピットに残っていなかったのが、とても悔しかった。今年は最後まで走ります。竹見さんと組める最後のチャンスになるかもしれませんが、長年のキャリアを生かして走りきりますよ」と。各選手それぞれ練習走行時から暑く燃えています。是非私たちの走りに期待してくださいね。
(7月6日、8耐・公開合同テストにて)
reported by miya-K |