本文へ進みます

Yamaha Motor Revs Your Heart

レース情報



全日本ロードレース選手権

ヤマハの参戦ライダー、マシンなど全日本ロードレース選手権に関する情報をお届けします。

Rd.02 4月20-21日 鈴鹿

RACE DATA

■大会名称:MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ第2戦 鈴鹿2&4
■カテゴリ:JSB1000
■開催日:2019年4月20日(土)、4月21日(日)
■会場:鈴鹿サーキット(5.821km)
■観客数:4月20日 23,000人

JSB1000 レース1
■開催日:2019年4月20日(土)
■周回数:14周 ■天候:晴れ ■コース:ドライ
■PP:高橋 巧(Honda/2分3秒874)
■FL:高橋 巧(Honda/2分4秒387)

JSB1000 レース2
■開催日:2019年4月21日(日)
■周回数:18周 ■天候:晴れ ■コース:ドライ
■PP:高橋 巧(Honda/2分3秒963)
■FL:高橋 巧(Honda/2分5秒265)

REPORT

Race 1:野左根が最終ラップに転倒も3位表彰台を獲得、中須賀はリタイア

開幕3連勝を狙うYAMAHA FACTORY RACING TEAMの中須賀克行だったが、3周目のデグナーカーブで転倒してリタイアとなった。そして野左根航汰は、激しい2位争いのなか最終ラップの最終シケインで転倒するが、素早いリカバリーで開幕以来3レース連続となる3位表彰台を獲得した。

Race 1当日の午前中に行われた予選、中須賀は高橋巧(ホンダ)に次ぐ2番時計を記録。野左根は5番グリッドからのスタートとなり、YAMALUBE RACING TEAMの前田恵助は11番グリッドを獲得した。

Race 1のスタートで、中須賀選手は高橋、渡辺一馬(カワサキ)に続く3番手で第1コーナーに進入し、複合の第2コーナー立ち上がりまでに渡辺一馬をパスして2番手に浮上する。さらに西ストレートから130Rで中須賀は高橋をパスしてトップに躍り出る。しかし、2周目のS字コーナーで高橋の先行を許すと、3周目のデグナーカーブで中須賀が転倒。これで高橋は単独走行となり優勝を遂げた。

野左根は、渡辺一馬と渡辺一樹(スズキ)とレース序盤から激しい2位争いを展開。3人でのバトルは最終ラップまでもつれ込んだ。そして勝負は最終シケインとなったが、ここでレーキングを遅らせた野左根と渡辺一樹がそれぞれ単独転倒。それでも野左根は素早くマシンを起こしてレースに復帰すると、渡辺一樹に続いて3位とし、開幕から3レース連続となる表彰台を獲得した。

前田は、オープニングラップをスターティンググリッドと同じ11番手で終了。その後は高橋裕紀(ホンダ)、ザクワン・ザイディ(ホンダ)と接戦を演じ、レース終盤でベストラップを連発して、トップテンに入る10位でゴールした。

Race 2:中須賀が2位、野左根が3位でダブル表彰台を獲得

前日のレース1で転倒した中須賀克行だったが、レース2ではマシントラブルに見舞われながらも確実に走りきって2位。野左根航汰は中須賀を含む4台でのバトルを制してレース1に続いて3位を獲得。YAMAHA FACTORY RACING TEAMがダブル表彰台を獲得した。YAMALUBE RACING TEAMの前田恵助は13位でレースを終えた。

18周で争われたレース2。中須賀と野左根はスタートで出遅れてしまい、ホールショットは渡辺一馬が奪う。しかし、第1コーナーから第2コーナーで高橋がトップに立つと、そのまま独走して優勝を遂げた。

レース序盤からマシントラブルに悩まされた中須賀は、オープニングラップを6番手、野左根は7番手で終える。そしてここから2人は着実にポジションを回復し、6周目、2位グループのトップを走る渡辺一馬のすぐ後方に野左根と中須賀が迫る。そして8周目に中須賀が野左根の前に出ると、ジワジワと渡辺一馬に詰め寄っていく。迎えた15周目の第1コーナーで二人がそろって渡辺一馬をパス。さらに中須賀はペースを上げるが、野左根はマシンコントロールをミスして、ここで一気に2人の差は1秒に広がってしまう。

その後、中須賀は単独で2位を走行してチェッカー。野左根は水野涼(ホンダ)、渡辺一馬、渡辺一樹と3位争いを展開するが、そのバトルを制して3位表彰台に立った。なお、前田はレース終盤でペースを上げることができずに13位でチェッカーとなった。

JSB1000 RESULT Race.1

JSB1000 RESULT Race.2

JSB1000 RIDERS RANKING

COMMENT

レース1

YAMAHA FACTORY RACING TEAM
野左根航汰選手(3位)

「レースでは、ずっと渡辺一馬選手と渡辺一樹選手とポジション争いとなりましたが、130Rからのゴールまでの区間で僕が一番遅かったのはわかっていました。最終ラップでは、130Rで渡辺一馬選手に仕掛けられて、僕が少し遅れ最後のシケインを迎えましたが、ここで僕も渡辺一馬選手も止まりきれずに転倒してしまいました。ここからのリカバリーがうまくいきましたが、こんなに素早くマシンを起こしたのはこれが初めてです。3位になれたのはラッキーでしたが、トップに大きく引き離されているので悔しさが残ります」

中須賀克行選手(DNF)

「高橋選手の好調は伝わっていて、それに対抗すべくチーム一丸となってハードワークしてきましたが、マシンをまとめるには時間が足りませんでした。シーズンを考えるとノーポイントで終わってしまったことは悔やまれますが、切り替えて明日はよいレースができるよう、もう一度戦略を練り直して臨みます」

吉川和多留監督

「いろいろと手を尽くましたが、マシンをうまくまとめきれず、ライバルに対して遅れをとっている状況でした。その結果として、ライダーに無理をさせることとなってしまいました。中須賀選手は転倒しましたが身体にダメージがなかったのが幸いです。また、野左根選手も混戦のなかで3位を獲得してくれました。今日のデータを改めて見直して明日の戦いに備えます」

YAMALUBE RACING TEAM
前田恵助選手(10位)

「スターティンググリッドのポジションを下げずに1周目を終えるというのが一つの課題でしたが、これを今回はクリアできました。ただ、これは最低限の課題で、これからは一つでも順位を上回れるようにしなければなりません。スロースターターを自覚しているので、スタートからの数周でタイムを上げられるようにしていきたいです」

難波恭司監督

「今回は、予選順位を落とさずにオープニングラップを終えているので、課題の一つはクリアできました。しかし、スタート直後のポジション取りや混戦をどのように戦うか、そしてそこでどれだけペースを上げられるかが課題でもあります。鈴鹿サーキットは、今大会と最終戦に予定されているので、1年の成果がよくわかるサーキットです。明日のレース2はもちろんですが、最終戦での前田選手の成長がいまから楽しみです」

レース2

YAMAHA FACTORY RACING TEAM
中須賀克行選手(2位)

「レース1では、高橋選手がよいアベレージで走っていたので攻めていったのですが、これが転倒につながりました。レース2ではリベンジと考えていましたが、スタートに失敗して、さらにマシントラブルも出てしまい、高橋選手を追いかける術はなくなりました。久々に、思い通りにならないレースウイークでしたが、次のSUGOではしっかりと準備を整えて臨みます」

野左根航汰選手(3位)

「スタートで前に行きたかったのですが失敗してしまいました。ずっと中須賀さんの後方についてその挙動を見ていたのですが、中須賀さんも厳しそうで、僕のマシンも安定していませんでした。最後は自分のミスで差が広がってしまいましたが、次のSUGOではしっかりとマシンを作り、いいレースができるようにがんばります」

吉川和多留監督

「ライバルとの差を挽回しようとチーム一丸となってがんばりましたが届かなかったというのが今大会の感想です。しかし、そうしたなかにおいてレース1では野左根選手が、レース2では中須賀選手と野左根選手が表彰台に立ってくれて、最低限の仕事はできたと思っています。ライバルのマシンが速くなっているので、我々としては改めてYZF-R1を見つめ直す必要があります。今回は優勝することができず、ファンの皆さまや関係者の方々の期待に応えることができませんでしたが、次戦スポーツランドSUGOでは再び優勝できるようがんばりますので、引き続きご支援、ご声援をお願いいたします」

YAMALUBE RACING TEAM
前田恵助選手(13位)

「レース序盤からトラブルがあり、厳しい戦いになってしまいました。ただ、こういう状態でレースを完走できたことはよかったと思います。昨年までなら無理をして転倒につながっていたかもしれません。でも、得意な鈴鹿サーキットなので上位を狙っていたのですが、現実を突きつけられたという感じです。次戦スポーツランドSUGOは、昨年のレースを走っていませんが事前テストではいいフィーリングだったので、チームと力を合わせていいレースをしたいと思います」

難波恭司監督

「開幕戦もてぎでの2レース、そして今大会での2レースを終え、前田選手はしっかりとレースを戦える状態であることを確認しました。そして今大会の鈴鹿サーキットは前田選手が得意としているので、マシンをうまく合わせていこうと考えましたが、とくにレース2では気持ちが先行したようです。今回の結果を分析して次戦スポーツランドSUGOに向かいますが、もう一度、しっかりと地に足をつけて戦っていこうと思っています。応援していただいたファンの皆さま、そしてチームの活動をサポートしていただいているスポンサーをはじめ関係者の皆さまに感謝いたします」

ページ
先頭へ