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AMAスーパークロス

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどAMAスーパークラスに関する情報をお届けします。

Rd.14 4月19日 イーストラザフォード

RACE DATA

2025 AMAスーパークロス 第14戦イースト・ラザフォード
開催日:2025年4月19日(土)
開催地:ニュージャージー州イースト・ラザフォード
会場:メットライフ・スタジアム

REPORT

ニュージャージー州イースト・ラザフォードのメットライフ・スタジアムで開催されたAMAスーパークロス450SX第14戦で、Monster Energy Yamaha Star Racingのクーパー・ウエブが、再び2位に入った。シーズン11回目のポディウムフィニッシュにより、ランキング2位に9ポイントの差をつけている。ジャスティン・クーパーは、体調が100%の状態ではなかったが、この地元レースで表彰台をわずかの差で逃す4位でフィニッシュした。クリスチャン・クレイグは450Xで12位に入り、さらなる進歩を示した。

250SX East 第8戦で、Monster Energy Yamaha Star Racingのネイト・スラッシャーがトップ5フィニッシュを果たした。

450SX
接戦は続く、ウエブが2位でランキングトップを堅持

東海岸3戦目となるメットライフ・スタジアムの天候は、はるかに良くなったものの、ライダーたちはトリッキーなコンディションに直面することになった。ウエブは好調な走り出しを見せて最初の予選セッションで最速タイムを記録し、予選総合タイムでも3位に入った。ヒートレース(ヒート2)でも好スタートを見せて4番手につけると、すぐにチームメイトに続く2番手に上がる。両選手はバトルを展開し、レース終盤にウエブがトップに立ち、そのままチェッカーフラッグを受けた。メインイベントでは好スタートを決めたウエブは、すぐに2番手につけると、その順位のままフィニッシュ。450SX選手権で2位に9ポイント差でニュージャージーを後にした。

予選で最速タイムをマークしたクーパーは、続いて参加したヒートレース(ヒート2)ではホールショットを奪い、チームメイトに続く2位でフィニッシュした。メインイベントでは思うようなスタートができず、オープニングラップを終えて6番手で戻って来た。クーパーは体調が100%でないにもかかわらず力走し、5番手に順位を上げる。さらにレース終了まで約6周となったところで前を走るライダーがクラッシュしたため、クーパーは4番手に浮上。表彰台最後の位置を目指してチャージするが、4位でフィニッシュラインを通過した。この結果クーパーは、ランキングで4位に浮上した。

450SXへの参加が5回目となるクレイグは進歩を続け、予選総合タイムで13位となった。ヒートレース(ヒート2)ではスタート直後に7番手につけると、トリッキーなコンディションの中でバトルを続け、8位でフィニッシュした。450SXメインイベントで、クレイグはスタート直後に14番手につけ、次の周に16番手にシャッフルされるが、プッシュし続けて12番手に上がり、そのポジションのままフィニッシュした。

Monster Energy Yamaha Star Racingチームはこの後、ペンシルベニア州ピッツバーグに向かい、4月26日にアクリシュア・スタジアムで開催されるAMAスーパークロスおよびスーパーモトクロス世界選手権第15戦に臨む。

250SX East
スラッシャーがトップ5フィニッシュ

イースト・ラザフォードは、北東部で開催された前2戦の天候とは正反対に、温かく乾燥した一日となった。スラッシャーは第8戦を好調に走り出し、予選総合タイムで5位に入った。続いて参加したヒートレース(ヒート2)では、ホールショットをわずかに逃すロケットスタートを見せると、すぐにトップに立った。その後も常にレースをリードし、後続の追随を許さず、そのままレースを制した。メインイベントでは、ホールショットを奪うが、その後オープニングラップに2番手にシャッフルされる。トップを射程圏内に収め続けたスラッシャーだったが、5周目にクラッシュし4番手でレースに復帰する。表彰台の最後の位置を目指してプッシュし続けたスラッシャーだったが、4位でフィニッシュ。レース終了後にセクター3でのコース外走行により優位を得たと判定されて1ポジション降格のペナルティを受けて5位となった。

Monster Energy Yamaha Star Racingチームはこの後、ペンシルベニア州ピッツバーグに向かい、4月26日にアクリシュア・スタジアムで開催される東海岸での最終戦、AMAスーパークロス250SX Eastの第9戦、およびAMAスーパークロス/スーパーモトクロス世界選手権第15戦に臨む。

RESULT

RIDERS RANKING

CONSTRUCTORS RANKING

COMMENT

450SX
Monster Energy Yamaha Star Racing

クーパー・ウエブ選手談(2位)

「良い一日になりました。予選の1セッションで最速タイムを記録して、ヒートレースでは優勝できました。メインイベントではフープスにうまく馴染めず、アームパンプになってしまい、それで終わりでした。ちょっと残念ですけど、持てるものはすべて出し切りましたし、2位という堅実な結果が得られた夜でした。今週は弱点の改善に取り組み、ピッツバーグには強い気持ちで戻ります」

ジャスティン・クーパー選手談(4位)

「素晴らしい一日でした。予選で1位になったものの、今週は今年初めて体調を崩してしまい、どうなるかわからなかったのですが、メインよりずっと短いヒートレースで最後は多少、息切れ気味になってしまったので、厳しい戦いになるだろうと思っていました。メインでは、良いライディングができたという感触がありました。メインではスパートすることができず、表彰台最後の位置を目指してエネルギーを奮い立たせることができず、残念でしたけど、これを踏まえて次のラウンドに進み、もっと良くなるように努めます」

クリスチャン・クレイグ選手談(12位)

「今大会は正しい方向への一歩でした。スタートからもっと良いポジションにつける必要があり、トップ10圏内に入ることができると確信しています。次はピッツバーグです!」

250SX East
Monster Energy Star Yamaha Racing 250 Team

ネイト・スラッシャー選手談(5位)

「ニュージャージーでは良い一日ではありましたが、メインイベントは残念な結果になりました。ホールショットを奪い最初はリードしていましたけど、1周目にアウト側に出てしまうミスを犯して2番手に後退しました。セス(ハムメーカー)にかなりプレッシャーをかけていました。今夜は僕らふたりが最速だと思っていたので、最後まで激しいバトルになるだろうと思いました。しかし転倒してしまい、それが痛手になりました。その後、レース後半に猛チャージして最終ラップに(トム)ビアルに迫りましたが、及びませんでした。来週末に向けてはポジティブな点はたくさんありました。ヒートレースで優勝したこと、そして自分の速さが最高だったと久しぶりに感じたことなどです。良い位置に居ると思います。これからも改善し続けて行くつもりです」

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