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AMAスーパークロス

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどAMAスーパークラスに関する情報をお届けします。

Rd.15 6月14日 ソルトレイクシティ

RACE DATA

開催日:2020年6月14日(日)
開催地:ユタ州ソルトレイクシティ
会場:ライス・エクレス・スタジアム

REPORT

ソルトレイクシティのライス・エクレス・スタジアムで日曜日夜に開催されたAMAスーパークロス選手権第15戦で、Monster Energy/Yamaha Factory Racing Teamのジャスティン・バーシアとアーロン・プレシンジャーがそれぞれ9位と10位でフィニッシュ。

AMAスーパークロス250SX Westでは、Monster Energy/Star/Yamaha Racingのディラン・フェランディスが再び2位に入り、表彰台に立った。チームメイトのジャスティン・クーパーは6位でフィニッシュした。

450SX:Monster Energy/Yamaha Factory Racing Teamがペアでトップ10フィニッシュ

前戦での進歩を基に、チームはセットアップのファインチューニングを続けたことで、Monster Energy/Yamaha Factory Racing Teamの両ライダーはさらに楽に走れるようになった。J・バーシアは、ヒートレースで7番目のゲートピックからスタートして3位でフィニッシュ。このラウンドを幸先良くスタートした。メインイベントでは、バーシアはイン側のゲートピックを選択。まずまずのスタートを見せてトップ10圏内につけるが、メカニックエリア前のソフトなわだちに足をとられて転倒を喫してしまう。バーシアは、16番手でレースに復帰し、猛プッシュ。レースが折り返し点に達する前に複数のライダーが絡み、トラフィックが発生すると、バーシアは混乱を切り抜け、12番手に。勢いに乗るバーシアはレース終盤にチームメイトをパスして9番手に上がると、そのままフィニッシュ。ポイントランキングでは4位に浮上した。

A・プレシンジャーもヒートレースで6位に入り、今大会を着実にスタートした。だがメインイベントでは450SXクラス参戦2年目のライダーにとってスタートが再び問題となった。それでも7番手まで順位を上げたが、フィニッシュまで残り5分となるとフープスセクションで苦戦。10番手まで後退してフィニッシュした。ランキングでトップ10入りまで2ポイントとなった。

2020年AMAスーパークロス選手権第16戦は6月17日水曜日、ライス・エクレス・スタジアムで開催される。

250SX West:フェランディスが連続表彰台

D・フェランディスは予選で今シーズン7回目となるトップタイムを記録。レース当日の幸先良いスタートをきった。ヒートレースでもリードを奪うが、他の選手との争いの中で転倒を喫し、15番手まで後退。そこから追い上げて7位でフィニッシュした。メインイベントのゲートピックは理想的な位置ではなかったが、フェランディスは今回もホールショットを奪ってトップに立つと、後続との差をコントロールする。14周目に黄旗が表示されると、その影響を受けてリズムを乱したフェランディス。ここで後続とのギャップが詰まることになった。

次の周、フィニッシュライン先の右コーナーでライバルが動きに出ると、両者は接触してしまう。フェランディスはバイクから落ちることなくコースに戻るが、ここで約5秒のロスを喫してしまう。その後レース中の最速ラップタイムを記録しながら追い上げ、挽回を果たすフェランディスだったが、2位でフィニッシュするのが精いっぱいだった。250SX Westディフェンディングチャンピオンは7ポイントのリードを保って次の日曜日に行われるイースト・ウエスト・ショーダウンに臨む。

クーパーは厳しい予選から一転、ヒートレースではスタートからフィニッシュまでリードを保ってこれを制した。ニューヨーカーは残念ながらメインイベントでホールショットを再現することはできなかったが、1周目を9番手で通過。集中したライディングで集団を抜けて前を目指すクーパーだったが、既にトップグループとの差は大きく広がっており、6位でレースを終えるにとどまった。クーパーはランキング1位のチームメイトと17ポイント差の3位でシーズン最終戦に臨む。

RESULT

RIDERS RANKING

CONSTRUCTORS RANKING

COMMENT

450SX

Monster Energy/Yamaha Factory Racing Team
ジャスティン・バーシア選手談(9位)

「ヒートレースではしっかりライディングして3位。ここ最近で最高のライディングでした。メインイベントではトップ10圏内で本当にいいライディングをしていました。今夜はトップ5フィニッシュすると思いましたけど、その通りにはいきませんでした。メカニックエリア手前のわだちのひとつに入ったのですが、不運なことにそれがコース上で唯一のソフトスポットのようなところだったのです。わだちは崩れ落ちてフロントホイールがそこにヒットし、転倒してしまいました。大きく遅れて16番手まで後退して、そこから攻めて9位まで挽回しました。 この結果は、今日のライディングもバイクに行った進歩もまったく示していません。なのでちょっとがっかりしているのは間違いないのですが、全体としては今日のライディングは最高だったし、バイクのフィーリングも最高でした。次の2レースに積極的に取り組む必要がありますし、それをしっかりと走りに反映させて、前進し続けなければなりません」

アーロン・プレシンジャー選手談(10位)

「今日は全体としてはかなり良かったと思います。ただメインイベントのスタートは本当にひどかった。これについては本当に解明しなければなりなせん。他のライダーよりも先に動いて優位に立たなければならないし、果敢に前に出なければならない。その後本当にいいライディングをして7番手まで挽回しました。残り5分となったところで、フープスでかなり苦労し始めました。フープスは本当に滑りやすくて、その一方がカップ状になっていて、中央部分は本当に滑りやかった。最後の数ラップで僕自身、少し硬くなって、ブレイトンに抜かれ、バゲットに抜かれ、そしてジャスティン(バーシア)に抜かれました。そうですね、最後の5分の自分のライディングの仕方には少し不満を感じていますが、そこからポジティブな部分を引き出して、前に進まなければなりません。水曜日に来て、もっと良いスタートをして、レース全体を通してできるかぎりハードにライディングするようトライします。次のレースを楽しみにしていますし、できればスタートしてトップ5に入ることを願っています」

250SX

Monster Energy/Star/Yamaha Racing
ディラン・フェランディス選手談(2位)

「自分にとってはひどい夜でした。メインでアウト側からホールショットを奪ったのは良かったのですが、黄旗を見たときに小さなミスを冒し、リズムを乱してしまい、その後フォークナーに抜かれました。今夜、選手権で重要なポイントを失いました。来週日曜日に行われる最終戦の前に数日のオフがありますが、休まずに努力を続けるつもりです」

ジャスティン・クーパー選手談(6位)

「メインでひどいスタートをしてしまい、これには参りました。集団を抜けて行くのは本当に大変だったし、レース序盤にパスしておくべき選手たちを抜くのに、充分積極的ではありませんでした。トップ10圏外からスタートして、トップグループでバトルができるとは思えません。次の日曜日にもう1レースあります。良い位置でフィニッシュできるようにがんばります」

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