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AMAスーパークロス

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどAMAスーパークラスに関する情報をお届けします。

Rd.17 5月4日 ラスベガス

RACE DATA

開催日:2019年5月4日(土)
開催地:ネバダ州ラスベガス
会場:サム・ボイド・スタジアム

REPORT

450SX:ジョシュ・グラントが最終戦ラスベガスを欠場

Monster Energy/Yamaha Factory Racing Teamのジョシュ・グラントが、5月1日水曜日に南カリフォルニアのテストコースでのトレーニング中にクラッシュし、脚と肋骨を負傷。週末に行われるAMAスーパークロス最終戦への参加は断念することになった。

スーパークロスの経験豊富なグラントは、シリーズ第10戦デイトナビーチ大会で激しくクラッシュして負傷したアーロン・プレシンジャーに代わり、第12戦シアトル大会からチームに加わり、参加していた。開幕戦アナハイム1で優勝したチームのライダー、ジャスティン・バーシアもトレーニング中のクラッシュによる負傷で第15戦デンバー大会から欠場しており、ネバダ州ラスベガスのサムボイドスタジアムで開催されるシーズン最終戦には、Monster Energy/Yamaha Factory Racingから参加するライダーは居ないことになった。それでもチームは、レース会場に赴き、ポスターを張り、ファンの質問に答えていた。

250SX EAST/WEST:フェランディスが最終戦を制し、250SX初タイトル獲得

Monster Energy Star Yamaha Racing Teamのライダー、ディラン・フェランディスが、ラスベガスのサムボイド・スタジアムで開催されたシリーズ最終戦を制して初のタイトル獲得を果たした。

今シーズン2回目となるイースト・ウエスト・ショーダウン形式で行われたこのレースで、フランス人ライダー、フェランディスがチャンピオンに値する見事なライディングを披露して優勝を果たした。チームメイトのコルト・ニコルズ、ジャスティン・クーパーはともにトップ10フィニッシュし、それぞれ6位と8位に入った。ミッチェル・オルデンバーグはクオリファイングで東地区ベストタイムを記録するが、ヒートレースで12位にとどまり、残念ながらメインイベント進出を逃した。

このシーズン最終戦をランキング1位と8ポイント差で迎えたフェランディスは、タイトル獲得には優勝するしかないことを理解していた。250イースト・ウエスト・ショーダウン、メインイベントのスタートゲートが下りると、フェランディスは1周目からリードを奪った。首位を力走するフェランディスに対し、ポイントリーダーはレース中盤に転倒して後退。メカニックが示すボードによって伝えらえた情報で、フェランディスは最後の6周を、冷静さを保つことに集中。西地区250SX新チャンピオンとしてチェッカーフラッグを受けた。

一方、アナハイム1で優勝を飾り、前戦でも見事な走りを見せているC・ニコルズは、このレースに自信をもって臨んだ。だが、スタートで出遅れ、トップ10圏外からの追い上げを強いられてしまう。その自信を活かして前を行くライダーをパスしはじめたニコルズは、2周目を終えるまでに10位に上がると、追い上げの手を緩めず果敢なライディングを続け、6位まで上がったところでフィニッシュした。

また、J・クーパーにとって選手権タイトルは手の届かないところにあったが、依然、努力を続けていた。メインイベントのスタートで、ニコルズのすぐ後ろに続いたクーパー。コースは厳しく、他のライダーとの争いと同様、コンディションとの戦いでもあったが、クーパーは8位でチェッカーフラッグを受け、チームの3選手トップ10フィニッシュに寄与した。

RESULT

RIDERS RANKING

CONSTRUCTORS RANKING

COMMENT

Monster Energy/Yamaha Factory Racing Teamマネージャー、ジム・ペリー談

「ありがたくない知らせだったが、これもこのスポーツの悲しい一面だ。ジョシュ・グラント自身にとってもチームにとっても非常に残念です。ジョシュはこのところ進歩を重ねており、連続してトップ10フィニッシュしていました。好成績でスーパークロスを終えるために努力を重ねて来ただけに、ジョシュが最終戦に参加できないのは残念です」

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