本文へ進みます
サイト内検索

AMAスーパークロス

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどAMAスーパークラスに関する情報をお届けします。

Rd.17 5月5日 ラスベガス

RACE DATA

開催日:2018年5月5日(土)
開催地:ネバダ州ラスベガス
会場:サムボイド・スタジアム

REPORT

450SX:最終戦でバーシアが9位

2018年のAMAスーパークロス・シリーズもいよいよ大詰めを迎え、その最終戦(第17戦)がネバダ州ラスベガスのサムボイド・スタジアムで開催された。Monster Energy/Knich/Yamaha Factory Racing Teamからはジャスティン・バーシアとショシュア・ヒルが参加。それぞれ9位と19位でレースを終えた。

最終戦の会場となるネバダ州のサムボイド・スタジアムでAMAスーパークロスが初開催されたのは1990年。その後1993年からは常にシリーズ最終戦の舞台となっている(1996年は開催なし)。通常は主にフットボール、ラグビー場として使われているこのスタジアムは、州立のネバダ大学ラスベガス校が所有、運営している。 ここに特設されるコースは、スタートゲートから左180度の1コーナーまではスタジアムの広さを最大限に使った長い距離があり、1コーナーを抜けると再び長いストレートが現れる。そしてその先のサンドセクションを過ぎると高速コーナーで構成されるアウターセクションが待っているという、コースはまさに高速タイプのレイアウトとなっている。

バーシアはタイムド・クオリファイング・プラクティスを6番手、ヒルは23番手で終える。これに続くヒートレースでは、バーシアはヒート1参加。好スタートを決めてホールショットを奪うが、コースアウトして11位まで後退。そこからハイペースで順位を上げて5位に入り、メインイベント進出を決めた。一方、ヒート2に参加したヒルは12位にとどまり、メインイベント参加をかけてラストチャンス・クオリファイヤーに進む。ヒルはここで3位に入り、メインイベントへの出場権を手にした。

勝ち上がった22選手が20分プラス1周で争うメインイベント。バーシアは1コーナーを11番手で抜けるとオープニングラップの混乱で順位を落とし、14位と苦しい展開でレース序盤を戦う。それでも周回ごとに順位を上げるバーシアは、6周目までにトップ10圏内に進出。その後もコンスタントに走行を続けて9位でフィニッシュした。 一方、J・ヒルはトップから2周遅れの19位でチェッカーフラッグを受けた。 レースはE・トマック(カワサキ)が優勝した。

Monster Energy/Knich/Yamaha Factory Racing Teamは2名のレギュラー選手がともに負傷に悩まされる不運なシーズンとなったが、クーパー・ウェブが9位、ジャスティング・バーシアが10位、そして第13戦から参戦したジョシュア・ヒルが33位でシーズンを終えた。

250SX:プレシンジャーが西地区王座に!

併催の250SXクラスは、東西両地区の上位20選手が争うイースト・ウエスト・ショーダウン形式で行われる。Yamalube Star Racing Yamahaからはアーロン・プレシンジャー(西地区1位)とトーマス・ラメッテ(東地区。チームの負傷欠場選手に代わって第5戦から参戦)の2選手が参加した。

タイムド・クオリファイング、ヒートレースは地区別に行われる。西地区クオリファイングで3番手のタイムをマークしたA・プレシンジャーは、ウエストヒートで4位に入り、メインイベントであるイースト・ウエスト・ショーダウンへの進出を決める。一方、T・ラメッテはクオリファインで8番手のタイムを記録していたが、イーストヒートレースではスタート直後の1コーナーを7位で通過した後、オープニングラップを終えることなく早々にリタイア。以後の走行は断念した。

それぞれのヒートレースを勝ち上がった東西両地区のトップライダー22選手が15分プラス1周で争うイースト・ウエスト・ショーダウン。西地区王座獲得がかかるA・プレシンジャーは、スタートで出遅れてしまう。オープニングラップを11位で終えたプレシンジャーは、そこからリスクを避けながらも速いペースで周回。2周目にひとつ順位を上げてトップ10圏内に入ると4周目は8位へ。だが、スタートから5分、プレシンジャーはコーナーを立ち上がってリズムセクションに入ったところでバランスを崩して転倒しかけ、周囲をひやりとさせる。それでもなんとか立て直し、順位を落とすこともなく走行を続ける。そしてその後は危なげなくライディングを続けたプレシンジャーは8位でフィニッシュ。このレースで優勝を果たしたA・シアンシャルーロー(カワサキ)を2ポイント差で退け、西地区チャンピオンに輝いた。 他のヤマハ勢では9位に東地区のB・ハートランフト、10位に西地区のH・メルロスが入った。

東地区選手権では、このレースを14位で終えたヤマハ・ユーザーのL・レンズランドがランキング5位に入った。

RESULT

RIDERS RANKING

CONSTRUCTORS RANKING

ページ
先頭へ