本文へ進みます

Yamaha Motor Revs Your Heart

レース情報

スーパーバイク世界選手権 WSB

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどWSBに関する情報をお届けします。

Rd.02 3月27日 イギリス

RACE DATA

■大会名称:スーパーバイク世界選手権第2戦イギリス大会
■開催日:2011年3月27日(日)
■開催地:ドニントンパーク(1周4.023km)
■天候:曇り ■観客51,500人
■FL:C・チェカ(ドゥカティ/1分28秒099)

REPORT

メランドリが第1レースで優勝、第2レースも2位

ヤマハ・ワールドスーパーバイク・チームのM・メランドリが、第2戦のドニントンパークで大活躍。第1レースでワールドスーパーバイク初優勝を果たし、第2レースも2位を獲得した。

第1レース。予選9位、グリッド3列目からスタートしたメランドリは巧みなレース運びでライバルたちを追い上げ、17ラップまでに2位に浮上。残り2周になってJ・スメルツ(ドゥカティ)を抜き去りトップに躍り出ると、そのまま真っ先にチェッカーを受けた。第2レースも決意ある走りを披露。わずか5ラップで3位に上がり、その後さらにひとつ上げて2位を獲得した。

一方、チームメイトのE・ラバティーは運に見放され、第1レースは4ラップ目の第8コーナーで転倒リタイア。第2レースは14位で終えた。2戦を終えてメランドリは合計72ポイント獲得のランキング2位。トップのC・チェカとの差は19ポイント。ラバティーは合計16ポイントでランキング12位。またマニュファクチャラー・ランキングでは2位につけている。

RESULT Race.1

順位 ライダー 国籍 マシン タイム
1 M・メランドリ ITA Yamaha 34'33.189
2 J・スメルツ CZE Ducati 0'02.455
3 C・チェカ ESP Ducati 0'05.839
4 L・ハスラム GBR BMW 0'06.176
5 J・リー GBR Honda 0'09.215
6 芳賀紀行 JPN Aprilia 0'09.215
7 M・ビアッジ ITA Aprilia 0'09.960
8 L・キャミア GBR Aprilia 0'14.860
9 T・コルサー AUS BMW 0'14.877
10 J・ラスコル ESP Kawasaki 0'16.182
11 S・ギュントーリ FRA Ducati 0'25.820
12 R・チャウス ESP Honda 0'28.378
13 A・バドビニ ITA BMW 0'31.869
14 R・ロルフ ITA Kawasaki 0'40.015
15 M・アティシソン AUS Kawasaki 1'00.128

RESULT Race.2

順位 ライダー 国籍 マシン タイム
1 C・チェカ ESP Ducati 34'21.537
2 M・メランドリ ITA Yamaha 0'03.397
3 L・キャミア GBR Aprilia 0'05.902
4 L・ハスラム GBR BMW 0'13.842
5 J・ラスコル ESP Kawasaki 0'14.253
6 J・リー GBR Honda 0'19.413
7 M・ファブリティオ ITA Suzuki 0'20.278
8 J・スメルツ CZE Ducati 0'21.160
9 A・バドビニ ITA BMW 0'24.298
10 R・チャウス ESP Honda 0'24.907
11 S・ギュントーリ FRA Ducati 0'32.440
12 T・サイクス GBR Kawasaki 0'32.679
13 T・ コルサー AUS BMW 0'34.070
14 E・ ラバティー GBR Yamaha 0'36.418
15 R・ロルフ ITA Kawasaki 0'44.037

RIDERS RANKING

順位 ライダー マシン ポイント
1 C・チェカ Ducati 91
2 M・メランドリ Yamaha 72
3 L・ハスラム BMW 53
4 M・ビアッジ Aprilia 49
5 J・スメルツ Ducati 42
6 J・リー Honda 38
12 E・ラバティー Yamaha 16

COMMENT

M・メランドリ選手談(1位/2位)

「第1レースの優勝はとても良かったと思う。僕の前にはすごく強いライダーたちの一団が走っていたので、自分のリズムをキープしながらも、どんどんプッシュしていかなければならなかった。残り5周までにスメルツの後ろにつくことができて、何とか初優勝を勝ち取ることができたよ。第2レースはちょっと難しい展開だった。風邪をひいていたせいで、途中から集中力も落ちてきてしまったみたい。それでもまた表彰台に上れたからハッピー。今日のレースのためにチームで協力して準備をしてきて、こうして良い結果につなげることができた。楽しんで走ることができたし、ヤマハのマシンの素晴らしさを証明することもできた。これからがますます楽しみ。ヤマハ、チーム、スポンサー、支えてくれるみんなに感謝」

E・ラバティー選手談(リタイア/14位)

「あまりいい1日じゃなかったよ… 第1レースの転倒は何だか変だったんだ。何であんなことになったのか、今もよくわからない。ひとつ前のコーナーで転倒しそうになって、そのあとは自信がなくなってしまっていたみたい。第2レースは、スタートはうまくいったんだけれど、みんなについて行くためには必死でプッシュしなければならなかった。つまりまだセッティングがしっかりできていなかったということ。僕のライディングスタイルに合うものが見つかっていない。チーム、マシン、そして自分の力を信じているので、すべてがうまくかみ合うようになるまで懸命に頑張るだけ」

ヤマハ・ワールド・スーパーバイク・チーム A・ドソリ監督談

「マルコは第1レースで見事なレースを展開し、最高の成績を残してくれた。グリッドは後ろのほうだったが、そこから集団を抜き去って才能を証明した。マシンには常に自信をもっているが、今日はマルコがそれを再確認させてくれた。第2レースも懸命にプッシュしてチェカを追い詰めていったが、パスするまでには至らなかった。我々としては、予選で好位置を獲得することを今後の課題にしたい。スタート時点でのハンデを少しでも少なくしておきたいからだ。第1レースと第2レースはまったく同じセッティング、同じタイヤチョイスで臨み、成功したと思っている。

ユージンのほうは残念な結果になった。第1レースのクラッシュが痛手だったが、怪我がなかったのは幸いだ。彼は十分なポテンシャルを備えていて、もっと速く走ることができるはずなのだが、第2レースも残念ながら、期待したような成績をあげることはできなかった。本来の力をもっと発揮できるようにするために、これからみんなで頑張っていかなければならない。次のアッセンでは、我々のマシンの強さを皆さんにお見せできると強く信じている。ふたりのライダーも上位を走ってくれるだろう」

ページ
先頭へ