ヤマハ発動機株式会社

スーパーバイク世界選手権 WSB

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどWSBに関する情報をお届けします。

Rd.08 06/21 サンマリノ

第1ヒート優勝を飾った#19 B・スピース


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RACE DATA

■大会名称:2009スーパーバイク世界選手権第8戦サンマリノ大会
■開催日:2009年6月21日(日)
■開催地:ミサノ(1周4.060km)
■PP:J・シュムルツ(ドゥカティ/1分35秒435)
■FL:J・シュムルツ(1分38秒679)

REPORT

YZF-R1のスピースが第1レースで優勝!

第1レースはウエットコンディションでスタートしたが、途中雨が止み、太陽が顔を出して路面が乾いたため、各車ともスリックタイヤへの交換を行う展開となった。ヤマハ・ワールドスーパーバイク・チームのB・スピースは、ウエットコンディションで好調ぶりを見せ、ファブリツィオ(ドゥカティ)の後ろの4番手をキープ。13ラップ目に理想的なタイミングでマシン交換を行い、ファブリツィオに続いてピットアウトすると、まもなくファブリツィオをパスして8番手を走行。その後も順調にペースを上げ、17ラップ目にR・チャウス(BMW)を捕らえてトップに出ると、そのまま真っ先にチェッカーを受けた。第2レースのスピースは、2位走行中にクラッチに問題が発生し、一時は17番手まで後退したが、問題にうまく対応しながら8台をパス。9位でレースを終えた。

チームメイトのT・サイクスは、両レースとも予選ポジションをほぼそのままキープして8位と7位だった。第1レースでは早めにマシン交換を行い、ピットアウトしたときには13番手。その後順調にポジションを回復して8位でゴールした。また第2レースでは11番手から懸命の挽回を見せ、終盤にはハスラムをパスして7位争いを展開した。20ラップ目に一度はL・ハスラム(ホンダ)の先行を許したが、その後再び逆転し、7位でチェッカーを受けた。

シリーズポイントでは、スピースが合計244ポイントでランキング2位。トップの芳賀紀行(ドゥカティ)との差を48ポイントに短縮した。一方のサイクスは合計130ポイントでランキング7位。ポイント争いは接近しており、ランキング5位のM・ビアッジ(アプリリア)とわずか5ポイント差となっている。

RESULT Race.1

順位ライダー国籍マシンタイム
1B・スピースUSAYamaha45'02.773
2S・バイルンGBRDucati0'07.931
3M・ファブリツィオITADucati0'11.836
4J・シュムルツCZEDucati0'11.886
5芳賀紀行JPNDucati0'31.670
6加賀山就臣JPNSuzuki0'33.241
7J・リーGBRHonda0'35.772
8T・サイクスGBRYamaha0'41.931
9中野真矢JPNAprilia0'51.507
10M・ラグロブFRAHonda0'59.921
11C・チェカESPHonda1'04.285
12L・ハスラムGBRHonda1'04.313
13M・ビアッジITAAprilia1'19.822
14R・チャウスESPBMW1'22.412
15A・ポリタITASuzuki1'31.635

RESULT Race.2

順位ライダー国籍マシンタイム
1J・リーGBRHonda39'11.204
2M・ファブリツィオITADucati0'00.063
3芳賀紀行JPNDucati0'00.457
4 J・シュムルツCZEDucati0'03.635
5C・チェカESPHonda0'04.460
6S・バイルンGBRDucati0'04.538
7T・サイクスGBRYamaha0'12.679
8L・ハスラムGBRHonda0'12.763
9B・スピースUSAYamaha0'13.237
10M・ビアッジITAAprilia0'14.412
11加賀山就臣JPNSuzuki0'20.073
12F・ニエトESPSuzuki0'20.239
13中野真矢JPNAprilia0'22.351
14清成龍一JPNHonda0'24.457
15G・ラビッラESPDucati0'24.696

RIDERS RANKING

順位ライダーマシンポイント
1芳賀紀行Ducati292
2B・スピースYamaha244
3M・ファブリツィオDucati237
4J・リーHonda167
5M・ビアッジAprilia135
6L・ハスラムHonda134
7T・サイクスYamaha130

CONSTRUCTORS RANKING

順位コンストラクターポイント
1Ducati351
2Yamaha287
3Honda240
4Aprilia142
5Suzuki128
6BMW62
7Kawasaki41

COMMENT

B・スピース選手談(優勝/9位)

「第1レースは第2レースより間違いなく良かった! やるべきことを、しっかりとできたという点でとても満足だ。バイルンのペースには届かなかったけれど、チャンピオン争いのライバル、ファブリツィオにできる限りついていくようにした。それで理想的なタイミングでピットインしてマシンを換え、ドライ用タイヤにした後は非常に順調だった。そのままトップまで上がって優勝することができた。

第2レースはうまくいかず、スタートのときからクラッチに問題が出ていた。はじめの数周は早めにシフト操作を行うことで対応して少しずつ状態が良くなってきていたが、コルサーと加賀山に追いついてからは、なかなか彼らをパスすることができなかった。最後の7、8ラップになると調子が戻って順位を回復。サイクスとハスラムに追いついたときは明らかに僕のほうがペースが良かったのに、二人がバトルをしていて、簡単には抜かせてはもらえなかった。二人をパスするためにはもう1周必要だったんだけれど、その1周が残っていなかったというわけだ。今シーズンは何度かこのようにして貴重なポイントを逃している。それがなければチャンピオンシップでトップに立っていたはずなのに・・・。次のドニントンでまた少しでも取り戻したい」

T・サイクス選手談(8位/7位)

「予選グリッドよりも少しだけ上位でフィニッシュできた。これは期待以上だったと言っていい。第1レースは、ウエットの状況下でトラクションがかかりすぎるという問題があった。だから雨が止んで路面が変化したときには、早めにピットインを行うことにした。マシンを交換したあとはペースも良く安定していた。だから残りの14ラップは、まるで2ラップ程度に感じるくらいに楽しんで走ることができたんだ。

第2レースではいくつか変更を加えたらマシンのバランスがとても良くなって、納得のいく走りができた。リアのグリップにいくらか問題も残ったが、全体的にはマシンの状態が改善されてまた一歩、前進することができたんだ。今回も懸命に支えてくれたチームのみんなに感謝。彼らがひざをつきあわせて解決策を探り、ベストを尽くして作業を行ってくれたおかげでマシンはここまで良くなったんだから」

M・メレガリ、ヤマハ・ワールドスーパーバイク・チーム監督談

「第1レースは素晴らしかった。でも第2レースはそううまくはいかなかった。でも芳賀選手に54ポイント差で今大会を迎え、終わったときには48ポイント差になっていたのだから良かったと言えるだろう。サイクスのほうは今回、大きく成長した。彼にとっては貴重な経験で、次のドニントンではまたさらに一歩、前へと進むことができるだろう。二人ともあのコースは良く知っている。とくにベンは、コースを覚える必要がないところでは、初めから非常に速いところを見せてくれているので期待したい」


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