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THE MASTER CAMP参加ライダーがMOTOR RANCHに再集結!

September 16, 2016

THE MASTER CAMP参加ライダーがMOTOR RANCHに再集結! フラットトラックでのレベルアップに全身全霊を注ぐ!

ヤマハ発動機株とVR46 Riders Academyは、イタリアにおけるモーターサイクル・レースの中心地であるアドリア海沿岸において、意欲あふれる若きタレントを世界に導くミッション「YAMAHA|VR46 Riders Academy」の第2回「THE MASTER CAMP」を開催。2日目となったこの日、参加ライダーたちはMOTOR RANCHに再び集結し、フラットトラックでYZ250Fを使ったトレーニングに臨みました。

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コースに出る前には十分な準備が欠かせませんが、まずは、すでに何度も訪れているダヴァッリアのレストランで、ボリューム満点のビーフ、ライス、そしてたくさんのアイスクリームでおなかを満たし、午後からのトレーニングに備えて栄養を補給。

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その後、ライダーたちはMOTOR RANCHへ移動。そこには、YZ250Fと彼らが大好きなコーチ、イギリス・フラットトラックで3冠、アメリカとヨーロッパのフラットトラックでもチャンピオンを獲得しているマルコ・ベリ(ライダーたちからは"キング・オブ・サンド"と親しまれている)が、すでに彼らを待っていました。ライダーたちは素早く着替えてベリの元へ。まず初めにコース内での安全チェックを行うと、さっそくマシンに跨り走行を開始しました。

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この日、MASTER CAMPの参加ライダーたちは、完璧なマシン・コントロールを維持するためのスロットル&クラッチワークを中心に学びました。指導に当たったベリは、前回のトレーニング以降、フラットトラックで走行する機会がなかったはずの彼らが、わずか5分程度の走行で以前の記憶と感覚を鮮明に思い出し、質の高い走りを行う姿に感心。また、今回はじめて参加したアピワット・ウォンタナノンに注目。ウォンタナノンはほんのわずかなヒントを与えただけで他のライダーのレベルに追いつき、フラットトラックでYZ250Fを乗りこなしたのです。ウォンタナノンについては、以下のインタビューでご覧いただけます(英語字幕)。

こうして、2日目を終了。このトレーニングを通して獲得した技術は、必ずや、今後のアジアロードレース選手権で役に立つことでしょう。

Comments

アピワット・ウォンタナノン
「このタイプのバイクに乗ったのは今回が初めてでしたが、一歩前に進むために、今日はライディングの改良に取り組みました。明日になれば、もう初めてではなくなるわけだから、もっとうまくできるようにならなければなりません。この貴重な経験を今後に生かしていけるよう頑張ります」

ピラポン・ロイブーンペン
「またMOTOR RANCHでYZ250Fに乗ることができて本当にうれしいです。今回もこのバイクとトラックを理解できるように努め、スムーズに乗れるよう努力しました。ここで学んだこと、経験したことを、レースで生かしていきます」

南本 宗一郎
「2ヶ月ぶりにMOTOR RANCHに戻ってきて、前回のことが鮮明によみがえってきました。最初はコースとマシンの感覚を取り戻すところからはじめなければなりませんでしたが、走っているうちに思い出してきたのです。それでもまだ完璧ではないので、明日はもっとうまく乗れるように頑張ります」

カスマ・ダニエル・ビン・カスマユディン
「このMOTOR RANCHに戻ってくることができ、今回もまた"キング・オブ・サンド"、マルコ・ベリの指導を受けることができて本当にうれしいです。前回よりはずっとフィーリングが良くなっているけれど、学ぶべきことはまだまだたくさんあることを痛感しました。フラットトラックでマシンをうまくコントロールできるようになれば、ロードレース・サーキットでのライディングも上達することは十分にわかっているので、明日もさらにチャレンジします!」

マルコ・ベリ
「前回同様、私にとってもまたライダーにとってもいい経験であり、またすばらしい一日になりました。今回もライダーたちはやる気いっぱいだったので、若干ペースを抑えてスタートすることにしました。前回のトレーニングから時間も経過し、それぞれの地元ではできないことなのでバイクに慣れるプログラムからはじめ、徐々にペースを上げていきましたが、5分程度で前回の感覚を取り戻し、適切に乗りこなすことができていました。彼らの基礎がしっかりできていて、ダートでのバイクの感覚ややるべきこともよく理解していたからだと思います。特にアピワットは今回初めて参加したにも関わらず、少しコツを教えただけで他のみんなと同じレベルまで上達したことには驚きました。彼らが技術を習得し、成長する速さを見ることができてよかったです」