2015 MFJGP スペシャルサイト
YAMAHA 60th Anniversary
YAMAHA
NEWS
JTR

黒山健一:最終戦直前「コメント」
気持ちが強い方が勝つ。そして僕は負けない!



残り1戦(全7戦)という状況ですが、第5戦と第6戦は2戦とも2位というとても残念な結果でした。大会での流れや走りは間違った方向ではないし、勝てないのにこう言っても意味ないかもしれませんが、2戦とも勝てる走りや展開だったと思っています。勝てないからといって気持ちで負けずに、最終戦も第5戦や第6戦でやったことを続けるだけです。
小川友幸選手と僕、野崎史高選手と小川毅士選手の上位4名は実力の差はそんなにないと思います。それぞれに得手不得手はありますが、あとは気持ちの問題。絶対に勝つ! 絶対にクリーンする! 絶対に減点5を取らない! 自分が決めた走行ラインと違うラインをライバルが走っても、それに惑わされずにいけるかどうか、が勝敗を大きく分けると考えています。
一昨年から小川(友)選手に負け越している原因は、やはり気持ちの問題で、一昨年は3勝3敗ながらも最終戦で負けてしまい、肝心なところでは勝てていません。気持ちで負けてしまった。それがいまだに尾を引いているんです。勝って終わるか、そうでないか。終わりよければすべてよし、と言いますが、この最終戦で勝てばシーズンオフの間も上り調子と気持ちをキープして来年につなげることができますから。
最終戦に向けては、もちろん勝つために準備をしてきました。昨年の最終戦は野崎選手とランキング2位を争いましたが、今年は難しいとは言え、チャンピオンを獲れるところにいるのは確かで、望みももちろんあります。今年は昨年よりも良くなっているし、開幕戦で勝ったし。前半よりも後半、そして終盤とシーズンを通して上り調子なので、あとは自信を持って臨むだけ。タイトル争いがどうとかよりも、頭の中にあるのはSUGOで勝つことです。思うように勝てず、気持ちが折れそうになったこともしょっちゅうですが、自分との闘いに負けないように頑張ります!