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Yamaha Motor Revs Your Heart

レース情報

ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.08 6月28日 オランダ

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第8戦ダッチTT
■開催日:2014年6月26日(木)1日目フリー走行、27日(金)予選、28日(土)決勝
■開催地:オランダ/アッセン

CIRCUIT DATA

■開設:1955年
■コース長:4.542km
■サーキットレコードラップ:1分34秒548(2012年:D・ペドロサ)
■サーキットベストラップ:1分33秒713(2012年:C・ストーナー)
■2013年の優勝者:V・ロッシ

REPORT

聖地アッセンで、今シーズン初優勝を目指す!

2週間前にはカタルニア・サーキットで大活躍を見せたモビスター・ヤマハ・MotoGP。今週末はオランダのアッセンで第8戦を迎える。前回はV・ロッシが2位表彰台。J・ロレンソは得意のアウトから仕掛けるパスを成功させ、地元スペインのファンを歓喜させた。ふたりは今回のアッセンTTでも、持ち前のファイティングスピリットをアピールしようと意気込んでいる。

第7戦を終えた時点でランキング2位につけているロッシ。アッセンではこれまでに合計8回の優勝経験があり、そのうちの6回はMotoGPで獲得したもの。相性の良いこのコースで、今年も好レースが期待される。

ロレンソもまた、モーターサイクル・レースの聖地とも言えるこのTTサーキットで多くの記録を残しており、グランプリの全クラス、125㏄、250㏄、MotoGPで合計4回の優勝を果たしている。カタルニアGP翌日のIRTAテストとアラゴンでのプライベート・テストでセッティング変更を試し、加速性能と安定性が向上したマシンで5回目の優勝を目指す。

アッセンは、コースが誕生した1949年以来、毎年グランプリが開催されてきた特別なサーキット。建設当初は全長6km超のものだったが、2005年から2006年にかけての冬の間に改修工事が行われて4.542kmに短縮された。狭いコース幅や、素早い方向転換が求められる高速、低速の様々なコーナーなど、ライダーたちに愛されたコースの特徴はそのまま残されている。芝生が植えられたコース脇の傾斜地やグランドスタンドには、毎年、この伝統のレースに魅せられた多くのファンが詰めかける。

COMMENT

V・ロッシ選手談

「アッセンは素晴らしいコース、そしてヤマハのマシンとの相性も抜群だ。ここでは天候がレース展開に大きく左右する。暑くなるのか寒くなるのか、ドライなのかウエットなのか、誰にも予想がつかない。昨年のレースのことは決して忘れられないが、今年はどのコースでも力強い走りができているので、全力で攻めていきたい」

J・ロレンソ選手談

「前回のカタルニアは、ベストを尽くしたにもかかわらず条件が揃わず少し悔しい思いをした。とくに、以前なら得意にしていたコース終盤のセクションで、コーナーの立ち上がりが思うようにできなかったのが残念だ。今シーズンはこの問題に悩まされることが多く、そのせいでなかなか優勝争いに加わることができなかったが、2日間のテストで、その解決策を見つけ出し、ライバルとの差を埋めるための新たなトライも行った。アッセンは、素早い向き変えが必要になるコーナーや短いストレートがヤマハに合っていて、好きなコースのひとつなので楽しみにしている。ここ数年はあまり良い成績が出ていないけれど、セッティングや僕自身のライディングは最高の形で仕上がっていた。昨年は鎖骨骨折の手術のあとで5位を獲得。痛みがかなりひどかったけれど、何とか走り切って僕にとっての特別なレースになったんだ。今年もベストを尽くし、シーズン初優勝を目指したい」

M・メレガリ、モビスター・ヤマハ・MotoGP・チームディレクター談

「モーターサイクル・レースにおいて象徴的存在のアッセンTTに出場することは、チームにとって非常にうれしいことだ。第6戦ムジェロと第7戦カタルニアでは、ようやく本来の力を発揮できるようになり、その後のIRTAテストやアラゴン・テストも順調に進んだので、その成果を走りに生かせるようベストを尽くす。バレンティーノもホルヘも速さを見せてくれるはずなので、ウイークがスタートする木曜日が待ち遠しい。できる限り良い状態でその日を迎えたい」

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