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Yamaha Motor Revs Your Heart

レース情報

ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.04 6月6日 イタリア

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第4戦イタリアGP
■開催日:2010年6月4日(金)1日目フリー走行、5日(土)予選、6日(日)決勝
■開催地:イタリア/ムジェロ

CIRCUIT DATA

■開設:1974年
■コース長:5.245km
■サーキットレコードラップ:1分50秒003(2008年:C・ストーナー)
■サーキットベストラップ:1分48秒130(2008年:V・ロッシ)
■2009年の優勝者:C・ストーナー

REPORT

フィアット・ヤマハ・チーム、ホームコースであるムジェロへ

フィアット・ヤマハ・チームは今週末、ホームコースのムジェロで行われる第4戦に臨む。ムジェロ・サーキットは、ミラノ近郊にあるチームの本拠地から南へ車で2時間ほどのところに位置している。同チームのJ・ロレンソとV・ロッシは開幕以来、絶好調をキープしており、これまでに優勝3回、表彰台3回を獲得している。

ロレンソは第2戦スペインと第3戦フランスで連続優勝。2008年のモトGP参戦以降、合計7回の優勝を果たしたことになる。今回の舞台となるムジェロ・サーキットにおいては、2006年に250ccクラスで優勝。モトGP初年度の2008 年は転倒リタイアに終わったが、2009年には、サイティングラップでの転倒というアクシデントから挽回し、見事2位を獲得した。ムジェロでは、表彰式が行われるメインストレートに大勢の観客が殺到することが恒例となっており、ロレンソもこのとき初めて、その洗礼を受けた。

一方、ディフェンディング・チャンピオンのロッシは、ここムジェロで最多勝利の記録を誇る。14年間で合計9回、しかもそのうちの2002年から2008年までは7年連続優勝の快挙だ。昨年は3位に留まったが、今年はまた、チームメイトとのポイント差を縮めるためにも通算10回目となる表彰台の真ん中を狙っていく。

ムジェロ・サーキットは世界有数の高速コースのひとつとして知られている。1.141kmのメインストレートでは時速320kmを越え、そのあとに続く下りの右コーナーは圧巻だ。またコース幅の広さでもよく知られているほか、激しい高低差やいくつかの高速シケインやが見所となっている。コース脇の丘に詰めかけた熱狂的ファンの声援も相まって特別な雰囲気を作り上げ、例年、見応えある素晴らしいレースが展開されている。

COMMENT

J・ロレンソ—“世界一のサーキット”

「去年のムジェロは最高の思い出のひとつになっているんだ。ウォームアップ・ラップで転倒してしまったんだけれど、それを除けば、ほぼパーフェクトだったと言ってもいい。そして最終的に表彰台に上れたことがとてもうれしかった。プラクティスから決勝まで天気がころころ変わって大変だったけれど、僕にとっては、フィリップアイランドと同じくらいに大好きなコースだよ。アップダウンが激しい伝統的なコースで、雰囲気も最高だね。今シーズンはここまでかなり良い感じできているので、今回も初日から好調をキープして、決勝では表彰台を狙っていきたい」

W・ズィーレンベルグ—“団結力高まるチーム”

「ホルヘの走りは十分に成熟していて、集中力をもって戦いに臨んでいる。ムジェロは彼のお気に入りのサーキットで、しかも多くのチーム員にとってのホームレースでもあるので期待は高まっている。我々チームは、ここに来てますます団結しており、常に協力し合って仕事に取り組んでいる。この緊密なパートナーシップの成果がここまでの3戦の好成績につながっていることは明らかで、ホルヘも我々の判断を信頼してくれている。今回も非常に楽しみ。今まで同様、表彰台獲得が目標だ」

V・ロッシ— “バイクに乗るための特別な場所”

「1週間のインターバルをはさんで、肩の怪我が完治したことを期待しているんだ。大事なホームレースには完璧な状態で臨みたいからね。前回のルマンはいくつか問題もあったので、今回は最初のセッションから自分たちのベストの力を発揮できるようにしていきたい。ここムジェロはモーターサイクル・レースをするのに最高の場所。コース脇の丘に大勢のファンが陣取っていて、1周目を走っていったときの彼ら大騒ぎぶりは、他のどのサーキットとも比べられない格別のものなんだ。だからいつも、ここでのレースを楽しみにしている。今回もいい状態で、いいレースを見せられるように頑張るよ」

D・ブリビオ―“ホームレース”

「ムジェロは我々のホームレース。チームの全員が、毎年この日を楽しみにしている。ここは雰囲気が素晴らしくて、いつも熱狂的ファンが盛大なパーティーを開く。バレンティーノにとっても最高のコースのひとつで、去年は数年ぶりに優勝を逃したが、これまでにいくつもの好成績をあげてきた。肩の怪我もまた少し良くなってきているはずなので、チームとしては最初のセッションからベストを尽くしていきたい」

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