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■大会名称:MotoGP第7戦カタルニアGP
■開催日:2006年6月17日(土)予選結果
■開催地:スペイン/カタルニア(4.727km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:28度 ■路面温度:46度
■PP:V・ロッシ(ヤマハ/1分41秒855)
キャメル・ヤマハ・チームのV・ロッシがポールポジションを獲得。ウイーク初日から好調だったロッシは決勝に向けてマシンのセットアップを行いながら、予選終盤ではタイムアタックに挑んで1分41秒855でポールレコードを更新してトップに立った。ロッシのポールポジションは2005年7月のイギリスGP以来ほぼ一年ぶり。
チームメイトのC・エドワーズも健闘し、午前中のフリープラクティスではレースタイヤを履いて4番手を獲得。しかし午後の予選ではセッティングをわずかに変更したこととやわらかめのタイヤを履いたことで状況が変わってしまい、12位まで後退することとなった。ロッシとともにフロントロウに並ぶのはJ・ホプキンス(スズキ)とK・ロバーツ(ホンダKR)。
| 順位 | ライダー | チーム | マシン | タイム |
|---|---|---|---|---|
| 1 | V・ロッシ | Camel Yamaha Team | Yamaha | 1'41.855 |
| 2 | J・ホプキンス | Rizla Suzuki MotoGP | Suzuki | 1'41.984 |
| 3 | K・ロバーツ | Team Roberts | KR211V | 1'42.055 |
| 4 | C・バーミューレン | Rizla Suzuki MotoGP | Suzuki | 1'42.211 |
| 5 | 中野 真矢 | Kawasaki Racing Team | Kawasaki | 1'42.216 |
| 6 | L・カピロッシ | Ducati Marlboro Team | Ducati | 1'42.247 |
| 7 | N・ヘイデン | Repsol Honda Team | Honda | 1'42.305 |
| 8 | C・ストーナー | Honda LCR | Honda | 1'42.344 |
| 9 | M・メランドリ | Fortuna Honda | Honda | 1'42.492 |
| 10 | R・ド・ピュニエ | Kawasaki Racing Team | Kawasaki | 1'42.620 |
| 11 | D・ペドロサ | Repsol Honda Team | Honda | 1'42.648 |
| 12 | C・エドワーズ | Camel Yamaha Team | Yamaha | 1'42.655 |
| 13 | S・ジベルナウ | Ducati Marlboro Team | Ducati | 1'42.712 |
| 14 | T・エリアス | Fortuna Honda | Honda | 1'42.853 |
| 15 | 玉田 誠 | Konica Minolta Honda | Honda | 1'42.869 |
| 16 | C・チェカ | Tech 3 Yamaha Team | Yamaha | 1'43.606 |
| 17 | A・ホフマン | Pramac d’Antin MotoGP | Ducati | 1'44.626 |
| 18 | J・エリソン | Tech 3 Yamaha Team | Yamaha | 1'44.727 |
| 19 | J・ルイス・カルドソ | Pramac d’Antin MotoGP | Ducati | 1'45.562 |
「本当に本当にハッピー! 長い間、待ち望んできたポールポジションにようやく戻ってくることができた。マシンは初めからずっと好調だったから、ヤマハのみんなとエンジニアたちに心から感謝している。彼らはこのニューフレームを作るために大変な努力をして、そしてこれだけ短時間の間にここまで走れるようにしてくれたんだからね。これで通常の方法でウイークを組み立てていけるようになった、と昨日話したが、今日はその通りに予選タイヤでのセッティングに集中することができて、セッション終盤ではタイムアタックを行うことができた。こんなにハッピーな気持ちになれたのは久しぶり。しかも大好きなこのコースでそれができたことがうれしい。手強いライバルも何人かいるが、僕を応援してくれるここのファンたちの前では特別な気持ちになれる。彼らはいつも大歓迎してくれるので、明日は彼らのためにも素晴らしいレースを見せたいと思う」
「このところずっと、予選ではいいところがない。ニューフレームになってからまだ時間があまり経っていないので、理解しきれていない部分もあるのだが、ソフトタイヤを履いてみたとき、フロントがスムーズに動かないような感じになる。それで思うようにプッシュできなかった。調子は悪くなかったのに、それをグリッドに反映させることができなかったんだ。またセッティングの細かい部分を変更…。決して大きなものじゃなくて、あちこちでミリ単位の変更をしたが、それでフロントに必要以上の力が加わるようになった。それはおそらく午前中と比べてグリップが上がったことが原因の一つだったと思う。明日はセッティングを少し元に戻してみるつもり。そうすればきっと前進できると思う」
「ポールポジションを獲得できたことは非常にうれしい。でもそれ以上にうれしかったのは、ル・マンからムジェロ、そしてカタルニアと順調に前進を続けられているということ。チームスタッフ全員の努力のおかげで、前回のイタリアの優勝から今回のこのポールポジションと好調を維持することができた。これでようやく“通常”の状態に戻ったわけなので、これがシーズン終了までずっと続くことを願っている。
明日の決勝は厳しいレースになるだろう。天気もどうなるかわからない。しかし我々は全力でぶつかっていくだけで、バレンティーノもいつものように最後まで全力で戦い続ける。それだけは間違いない。コーリンは、レースペースは好調だったが、終盤で予選タイヤを履いたときに調子を崩してしまった。明日はスタート直後の2、3周が勝負となるだろう」
「レースタイヤでは非常に好調で、予選セッションの間にレース距離の70%を走ってみたが非常に安定していた。このことはとても良かった点だが、逆に予選タイヤでは良い走りができなかった。きのうの時点で予選タイヤを履いてもレースタイヤでのタイムと同じまでしか上がらず、がっかりだった。予選タイヤなら少なくとも1秒は上がるはずなのに…。
今日は今までで最高と言っていいほどのレースペースで走ることができた。レースタイヤでは1分44秒台が出ていて、好スタートを切ることができ、その後もペースをキープすることができれば、明日はきっとライバルたちと好バトルを展開することができるだろう。予選では3種類の予選タイヤを試したが、どれもあまりうまくいかなかった。これについてはまだ作業を続けなければならない。そうすればグリッドのもっと前のほうに並ぶことができて、決勝ではもっといい位置でバトルを展開することができるはずなのだ」
「最高の日とは言えないが、カルロスと同じで、レースタイヤでは安定して走ることができた。ペースは非常に好調で、我々のダンロップタイヤはレース距離を最後までしっかりと走れるようになっている。これは良かった部分だ。でも逆に予選タイヤを使ったとき、うまく走れずグリッドが悪かったことは悔しい。
ダンロップと協力しながら解決策を探ってきて、また彼らの多大な努力のおかげでレースタイヤはここまで良くなってきた。またシャシーも改善されて乗りやすくなっていて、スライドさせたり、またそれを戻すことも自由に行えるようになっている。僕の以前の走りが徐々に戻ってきているんだ。今回はほぼレース距離をテストしたので、それが好結果につながってくれると信じている」
「グリッドはちょっと残念な結果。もっと前へいくには予選タイヤを改善していかなければならない。金曜の午前中にはレースタイヤで43.6秒を記録していたが、今日の午後、予選タイヤを履いても同じく43.6秒だった。ライバルたちを見てみても、予選タイヤとレースタイヤでは差があるのが普通だから、我々も予選タイヤのタイムを上げていけるようにこれからも努力を続けなければならない。
でも逆に考えれば、レースペースでは今回、今までで最も上位に近づいている。今日の午前中にはレース距離を走っているし、午後には路面温度が上がったにもかかわらず44秒台前半のペースでコンスタントに走ることができた。トップグループにはまだ届かないが、もしもすべてが計画通りに進むとしたらタイヤ性能で劣るところは何もなくて、レース距離を44秒台で走ることができるはずなので、良い結果につながるかもしれない。
今までのように他から離されてしまって孤独なレースを戦うのでなく、ライバルたちとバトルを展開してくれることを望んでいる。今回はその可能性が十分にあるのだ。グリッドポジションには満足していないが、スタートさえうまくいけば最後まで好タイムをキープすることができると信じている」